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  中野泰敬プロフィール
   
 
 
 
   
 
 

台湾ツアーを終えて (2017年6月7日)
台湾へ行ってきたが毎日雨降りに合い、予定していた半分ほどの野鳥しか見ることができなかった。この時期にしては何と40年に一度の雨量の多さで、あちらこちらで川が氾濫し大きな被害が出ていた。台湾の野鳥の面白さは山地の鳥たちで、台湾でしか見られない野鳥の多くは標高が高い場所に棲んでいる。この雨量の多さで、一旦山へ上がった我々も下山を余儀なくされ、台湾の固有種をほとんど見ることができなかった。山を下っても雨は毎日続いたが、雲の流れが速く雨が止んだり、強く降ったり、小雨になったり、また時には太陽が覗いたりと天気が目まぐるしく変化した。
今回のツアーは固有種を見ることと、平地に山地で暮らすヤイロチョウに出合うことが目的であったが、現地ガイドが案内してくれる日が、ちょうど雨が止んでいる時間帯になり、ヤイロチョウは皆でしっかり見ることができたことに本当にホッとした。台湾は、これから今度は台風シーズンになる。今回の雨で山岳道路は崖が崩れ道路が封鎖されている個所もあり、これ以上の被害が出てしまわないか心配なところだ。

利尻島のクマゲラ (2017年5月22日週)
今年も、恒例の利尻島のツアーが行われた。この冬、利尻島は雪が少なかったようで、雪解けが早かったという。そのせいで、運動公園のグランドや公園の芝生に、この時期ならいつもいるいるはずのツグミ類の姿はなかった。しかし、林に入ればあちらこちらからさえずりが聞かれ、コマドリは例年通りの多さであった。
さて利尻島はクマゲラが多く生息している。地元ガイドの話では20つがいから30つがいいるのでは、また、なわばりも狭く1q四方だろう!との話に驚かされた。今は、ちょうど抱卵時期。抱卵を交代しに来た連れ合いは、必ず近くの木に止まり‘キョーン、キョーン’という声を出す。その声を聞いた抱卵している相手は、帰ってきたことを知り巣穴から顔を出す。そして間もなく抱卵交代が行われる。利尻島では今年の抱卵は早い気がする。6月中旬には巣立ちを迎えることになるのではないだろうか。利尻礼文が、観光客で賑わいを見せるころ、巣立ったクマゲラは林の奥へと姿を消すのだろう。

小鳥が渡る島 飛島 (2017年5月13日週)
この連休も飛島のツアーが行われた。3日からA班、5日からB班のツアーであったが、A班は何事もなくスムーズに事が運んだが、B班は強風のため海上が荒れ、2日間も船が欠航してしまい7日に帰る予定が9日になってしまった。この春の飛島は、例年になく鳥の総数が少なく、歩けど鳥に遭遇しない区間があった。しかし種類数は例年通り90種類近くに及び、やはり渡り鳥の島であることを感じさせてくれた。
さて、船が欠航した2日間。特に8日の午後は強風がたくさんの鳥を引き連れてくれた。午前中は、昨日までと同様‘少なーい!’という感じであったが、午後に入り様子が一変した。ムギマキが複数入り、キマユホオジロとコホオアカはあちらこちらに。オジロビタキ(写真)も複数、そしてムネアカタヒバリやヒメコウテンシ、マミジロキビタキなど珍しい鳥がたくさん入ってきた。島のバードウォッチングは、渡ってみなければ様子が分からず、当たるか、外れるかは時の運であり、しかも当たったとしても、帰れないというリスクもある。毎回、やきもきしながらの飛島のツアー。来年も胃が痛くなるようなツアーになるのだろう。

竜飛崎 (2017年5月2日週)
小鳥が渡る岬として有名な青森県津軽半島の竜飛崎。4月29日から2泊3日で、数年ぶりにツアーが行われた。早朝、日の出とともに小鳥たちが岬に集まってきては、海へと飛び出していく。目的地は北海道。留鳥だと思っているシジュウカラが群れになって次々と渡って行く。それより多いのはヒガラだ。ニュウナイスズメ、コムクドリ(写真)、シメ、マヒワ。これらは数十羽の群れとなって、アオジ、ホオジロ、ベニマシコたちは単独に。鳥の種類によって渡って行く様子が違う。
2日目となった5月1日は西の風が強く、風の岬と呼ばれる竜飛崎を経験するも、それでも小鳥たちは果敢に海に飛び出していく。しかし、あまりにも風が強いのだろう。出て行ったは押し戻され、我々に向かって小鳥たちが降り注いでくる。この強い風をものともせず渡って行くのがノスリやハイタカなどの猛禽類だ。昨日は無風だったのに、1羽の猛禽類の姿がなかった。猛禽類は風がある方が渡りやすいのであろう。岬に立っていれば、鳥たちの方からやって来ては、渡りというドラマを見せてくれる。何とも贅沢な2日間を過ごさせてもらった。

宮島沼のガン (2017年4月23日週)
春の北海道ツアーから戻ってきた。今回は渡りの中継地として、美唄市にある宮島沼に集うマガンの大群の観察がメインとなる。午後、美唄市に入り、先ずは田んぼで餌を取るマガンを探す。ちょうど道路脇の田んぼで餌を取るマガンの群れを発見。その中にカリガネの姿があり、翌日にはシジュウカラガンも見つかり幸運が続いた。
さて夕方、6時を回ると次々にマガンが沼に帰って来る。前日の雨がウソのように今日は晴れ渡り、夕焼けが美しく、その夕焼けを背景に帰って来るマガンの群れに感激した。宿の夕飯の時間もあり、全てのガンが帰って来る前に沼を出発。
そして翌日、早朝4時に宿を出発し宮島沼へ。沼を埋め尽くさんばかりのマガンに驚き、数十、数百羽の群れが次々に塒立ち。時折数千羽が、大きな羽音と鳴き声を上げ塒立ち。しかし、それでも沼にはまだ大量のガンが残り、いったい何羽のガンの塒をとっていたのか!前日までは8万羽を超えていたようだったが、とにかく物凄い数のガンが、この狭い宮島沼に集結しているのだ。野鳥が群れる風景は本当に素晴らしい。毎年見ても感動する。
次回は、この8万羽が一斉に飛び立つ風景を見てみたいものだ。

過去にないほどの出合い! (2017年4月16日週)
奄美大島から戻ってきた。アカヒゲ、ルリカケス、オーストンオオアカゲラの3点セット。今までで一番良く見られ、私としてはかなりホッとした。観察・撮影の中心は奄美自然観察の森。ルリカケスは巣材運びをしているペアー、子育てに熱心なペアー、巣を物色しているペアーなど様々でかなりの個体数がいた。アカヒゲは相変わらず鳴きが弱かったが、巣作り中のペアーが見つかり、また抱卵しているのかな?と思えるペアーに出合ったり、じっと待ていると向こうから現れてくれた。
特によかったのがオーストンオオアカゲラ(写真)だ。林内に巣があるようで、その周辺は遊歩道はロープで通行止めにされていたが、毎日ドラミングが響き渡り、コツコツと餌を探し木をたたく音も頻繁に聞こえた。そのため探しやすく一日に何回も出合うことができた。観察の森での最終日には、オスが穴を掘っているところに遭遇。塒の穴掘りをしているのか、ダミーで掘っているのかわからないが、半日ほどずーと穴を掘っていた。近づいても全く逃げようともせず一心不乱で掘っていた。これら3点の固有や固有亜種の野鳥をこれほどじっくり見たことはなかったような気がする。来年はまた様子が変わるだろうが、来年も期待しよう。

さあ!難敵アカヒゲに挑戦 (2017年4月9日週)
今週は、奄美大島のツアーが組まれている。撮影を目的にしたツアーで、狙いはもちろんアカヒゲ(写真)やルリカケスの固有種とオーストンオオアカゲラやオオトラツグミなどの固有亜種だ。しかし奄美大鹿の森は暗く、鳴き声はよく聞くころができるのだが、姿を見つけるのが非常に困難なのだ。昨年は3本のツアーが行われたが、しっかり見られたのは1本だけだった。
毎回、出現の仕方が違うのもやっかいなところだ。今回は1日伸ばし、出会いの確率を増やしたがどうだろうか。早く出現して、私の肩の荷を下ろしてほしいものである。

バンクーバーへ! (2017年4月2日週)
先週からバンクーバーに来ている。バンクーバーは、カナダの中でも温暖な気候で、多くの冬鳥が越冬する地域だ。カモ類ではヒメハジロやクビワキンクロ、アラナミキンクロなど日本では珍しいカモのオンパレードだ。しかし小鳥好きな私は、やはり林へと目が行ってしまう。林でもミヤマシトドやキガシラシトド、数年前、日本にやって来たキヅタアメリカムシクイなど、こちらも珍鳥がたくさんだ。
また、日本では見られないハチドリの仲間やキツツキの仲間、ハゴロモガラス(写真)、メキシコマシコ、オウゴンヒワなどの小鳥も多い。どの探鳥地も市街地から遠くなく、遠いところでも車で1時間。しかも、どの探鳥地も鳥が溢れんばかり。何度訪れてもバンクーバーは楽しいところである。

ヤイロチョウに! (2017年3月26日週)
今月19日にマレーシアツアーから戻ってきたのだが、熱帯のマレーシアでも、なんとなく鳥影が少なく感じられ、この冬日本でも鳥が少なく、世界的に野鳥が減っているのかも!と心配なところだ。さて、今回のマレーシアツアーは、何と言ってもズグロヤイロチョウとの出合いが一番だろう。ヤイロチョウの仲間は薄暗い場所を好み、鳴き声も少ないため、出合うのが難しい。私たち日本人は、日本に渡来するヤイロチョウとの出合いの難しさをよく知っている。それだけに今回の出合いは嬉しいものだった。
1月下旬、スリランカのツアーがあった、実は、スリランカでもインドヤイロチョウという別の種のヤイロチョウと巡り合っている。今年はヤイロチョウについているのかもしれない。6月には、日本と同種のヤイロチョウを求める台湾のツアーがある。今回は大いに期待できるだろうか???

八重山へ (2017 年3月19日週)
今週は石垣島・西表島へ行く。石垣・西表と言えばやはりカンムリワシだろう。東南アジアに広く分布しているカンムリワシだが、日本では、この両島でしか見られない。道路わきの電信柱に止まり、地上でうごめくカエルやヘビなどを探している。ワシやタカは警戒心が強く、人の姿を見ればすぐに逃げてしまうというイメージがあるが、車で近づいても全く逃げる様子がない。
猛禽類の威厳をあまり感じられないが、春はペアーで鳴きながら空を舞っていることが多く、飛行姿は美しく、猛禽類の格好良さがある。冬から春にかけてが最も目につきやすく、両島を訪れる機会があれば、是非探してほしいものである。

春本番 (2017年3月12日週)
今年は季節の進みが早い。近所の河津桜はとうに咲き、場所によっては既に葉桜になりつつある。鳥たちに目をやればシジュウカラがさえずり、エナガは蜘蛛の糸を運び、既に巣作りに取り掛かっている。庭に来ているモズは、突然翼を震わせかわいらしい鳴き声を発する。どうやら近くに雌がいるようだ。
朝、犬の散歩をしていると‘ホーホケキョ’。ウグイス(写真)のさえずりもだいぶ様になってきた。早朝はまだまだ寒く、睡蓮ばちには氷が張るものの、日中の暖かさは春本番である。

冬の道東ツアーを終えて (2017 年3月5日週)
ようやく冬の道東ツアーが終わった。今回3本のツアーを出していただき、計11日間北海道に滞在した。この冬の北海道は暖かく、そのせいだろうか小鳥が少ない、海鳥が少ない。例年に比べ寂しい北海道だったと言える。このツアーではエゾフクロウ(写真)に合うことも目的だったが、いつもの塒の洞を数ヶ所回ったが、ことごとく振られてしまった。
そんな中、夕方、根室のホテルへ向かう途中、電線に止まっているエゾフクロウに出合うことができ、この冬に限っては貴重な出合いとなった。来年はいつも通りの気候を期待したいが、世界的に気象が異常になっており、心配に種は尽きない。

恒例の冬の道東 その2 (2017年2月26日週)
道東ツアーから戻ってきた。この冬は、何処へ行っても鳥が少なくつらい冬になっている。北海道は違うだろう!とも思ったが、状況は変わらずで、特に海ガモの少なさにはびっくりした。しかしそのような中で、人気が高いベニヒワ、ユキホオジロ、シマエナガ(写真)が見られたのは幸運だった。年々鳥の数が減っているようにも感じるが、本当のところはどうなのであろう。異常気象も気になるところだ。今後のツアーが少々心配である。

恒例の冬の道東 (2017年2月19日週)
冬の道東を巡るツアーの時期を迎えました。流氷船に乗って見るオオワシとオジロワシ。夜、魚を狙いに来るシマフクロウ。そして雪景色の中の美しきタンチョウ。日本人にも人気が高い鳥や風景ですが、海外に人にとっても。これらの鳥がように見られるところは日本だけと、この時期の道東は外国人であふれかえっている。
さて、冬の道東の素晴らしさはこれらの鳥だけではない。港に目をやればクロガモやビロードキンクロ、コオリガモ(写真)など、本州では数が少なかったり、見られなかったりする海のカモが目白押し、またウミスズメの中もも近くで見られるときもある。ユキホオジロやベニヒワなどの小鳥たちも見逃せない。しかし、冬の小鳥は来る年もあれば、全く渡って来ない年もあり、行ってみないと分からないという難しさがある。この冬はどうだろうか。とにもかくにも、いろいろな意味で楽しめる冬の道東。大いに楽しんでこよう。

スリランカツアー (2017 年2月12日週)
先週、スリランカのツアーから戻ってきた。今回のスリランカは、雨季に雨が降っていなかったらしく、池の水が少なかった。そのため、例年だったら近距離で見られた鳥が遠ざかり、鳥の数も少なく感じた。ゾウも見かける回数が少なく、公園内の内部に入り込んでいたようであった。見られなかった鳥があったかと思えばタカサゴクロサギ(写真)、インドヤイロチョウ、セイロンジツグミなど、今まで出合えていなかった鳥に巡り合えたりと、野鳥との出合いというのはわからないものである。
次回のスリランカツアーは、今回とはコースが異なり、世界遺産のシーギリアロック周辺での探鳥になる。今度はどんな鳥との出会いが待っているのだろうか。とても楽しみである。

珍鳥? (2017 年2月5日週)
ようやく寒さも厳しくなり、山ではかなりの積雪があるようだ。里では、まだまだ小鳥が多いとは言えないが、ひところに比べればツグミが目立つようになり、朝の犬の散歩時には、シロハラ(写真)の姿が目につくようになった。
そのシロハラだが、先日我が家の庭に現れ驚いた。シロハラが庭に現れたのは初めてのこと。我が家にとっては珍鳥と言える。街中の公園では馴染み深い鳥だが、初めて庭に訪れてくれると嬉しいものである。今月は、私の地元である宮ケ瀬湖の日帰りツアーが組まれている。この調子で、続々と里に鳥が増えてくれることを願いたい。

幸運な日 (2017 年1月29日週)
先週、浜名湖へ行ってきた。この冬、カモの出だしは遅かったが、ここにきてようやく増えてきた!と地元の方がおっしゃっていた。浜名湖も暖冬の影響を受けているようだ。そのような中で目についたのはカンムリカイツブリ。どこに目をやってもカンムリカイツブリの姿がある。年々数を増やしているような気がする。繁殖地も広げつつあり、そのうち関東でも一年を通して見られる身近な野鳥になるかもしれない。
港へも出向いてみた。ここでもカンムリカイツブリの姿が目につく。‘あれ!1羽違うのがいるぞ’双眼鏡でのぞくとアカエリカイツブリ(写真)。カンムリカイツブリが近づくと、逃げるようにして遠ざかる。ついには岸壁近くまで逃げてきて目の前に現れた。私は、冬のアカエリカイツブリは北海道で見ることが多く、それも沖に浮かんでいる姿ばかりだ。港に入ってきたアカエリカイツブリを、それも目の前で見られるとは幸運な日だったと言えよう。

先入観 (2017年1月22日週)
先週、鹿児島県の出水へ行ってきた。出水へ行く前、加治木海岸へ立ち寄りクロツラヘラサギやツクシガモを見てきたが、海岸と言っても海岸に接する汽水池。長年鳥を見ていると、この時期、この海岸では、このような鳥が見られるだろう!とある程度の当たりをつけて探鳥をする。だからこそ、鳥を見た時に○○と直ぐに種名を言い出せるのだが、逆を言えば、当たりをつけていない鳥が出現した時には、何だろう!と戸惑うことがある。
さて今回、この加治木海岸でツクシガモを見ている時、突然‘キャラッ、キャラッ’と声が聞こえてきた。あれ、何だろ?アッ、ヤマセミ(写真)だ!と答えが出るまで間が空いた。そう言えば、その前の週、道南の海岸でコクガンを見ている時、ビュッビュッと、何かが飛んで来た。この時も、カワガラスと答えが出るまで間が空いた。両種とも、私の頭の中では渓流の鳥。海沿いに出現するとは、これっぽっちも頭にない。経験値。普段の探鳥には大いに役に立つが、時にはその先入観が邪魔をするのである。

きっかけの鳥 (2017 年1月15日週)
この冬は冬鳥が少ない。暖冬、雪の少なさが影響しているのだろう。しかし、そのような中でアトリ(写真)は多く、どこにでもいる!と言ったら大袈裟だろうか。昨年の冬、栃木県の鹿沼市で数十万羽の大群が飛来し話題になった。この冬もどこかで、大きな群れを作って暮らしているかもしれない。
アトリで思い出すのは、私が初めてバードウォッチングを経験した日、リーダーの方に青いルリビタキと色鮮やかな、このアトリを見させてもらった。こんな美しい鳥が日本にいるんだ!と感激し鳥にはまった。この冬、市街地の公園でアトリが見られる。多くの方がこのアトリの存在に気が付いてほしいものだ。そして野鳥に興味を持ってもらいたい。

暮らし方 (2017年1月8日週)
福島に帰省し正月を迎えた。今年の冬は暖かく、福島の山々も雪が少なかった。
ところで福島の畑には柿の木が植わっている畑が多い。その柿の実は渋く、生り捨て状態ではあるが、熟すと渋さが無くなり甘みが増すようで、年が明けるころから野鳥が食べにやって来る。その中にはツグミもいるが、畑の柿の実にやって来るツグミは数十羽、数百羽の大群でやって来る。柿の実が無くなると、次の柿の実を求め移動する。これらのツグミを私はレンジャク型ツグミと呼んでいる。福島に住んでいた時、餌台に置いてあるリンゴを食べにやって来ていた1羽のツグミがいた。
ある日、突然20羽を超すツグミの群れがやって来てエサ台のリンゴを食べつくし去っていった。翌日、元から来ていたツグミだろう。何事もなかったように1羽で餌台に現れた。ツグミは山に渡って来て、それから徐々に里に下りてくる、と説明をしているが、実は個体によって、いろいろな暮らしをしているのだろう。野鳥について私たちが知っていることは、ほんのわずかな事実なのだろう。

 
       
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