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ツアーコース詳細
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ボルネオ キナバル山麓とタビン野生動物保護区【最大18名様】 写真撮影可能 初心者可能
よく歩く(1日3〜5km) 8月31日(木)〜9月7日(木)
UPdate:2023/06/07 更新
■東京発438,000円 ※燃油サーチャージ及び諸費用含まず
■食事条件: 朝6昼6夕7
■最少催行: 10名(最大18名様)
■同行ガイド: 中野泰敬 現地日本語バードガイド
■添乗員: −
※タビンでの3泊は男女別相部屋となります。他の場所につきましては確保できた部屋数を、ご希望の方お申込み先着順にてご案内します。
出発集合詳細
往復共に成田〜コタキナバル直行便を利用します。
■成田空港07:30集合(07:20帰着予定)
予約状況
女性1名様に限り受付可能です。
(ワイバード最後の海外ツアーです) ※ツアー新規受付業務は7月28日にて終了となります。
■取消料のご案内
7月22日(土)以降 :旅行代金の10%
8月 1日(火)以降 :旅行代金の20%
8月29日(火)以降 :旅行代金の50%
旅行開始後又は無連絡不参加 :通常旅行代金の100%
※弊社営業時間外又は弊社休業日にキャンセルのご連絡を頂いた場合は翌営業日扱いとなります。
予約・資料請求

ズアオヤイロチョウ


ワイバード最後の海外ツアーとして私が選んだのは、熱帯の魅力ある野鳥たちが観察出来るボルネオです。
このツアーのメインの探鳥地はタビン野生生物保護区とキナバル山の麓に広がる熱帯雨林。コタキナバルに到着後、先ずは、空港から30分ほどの探鳥地へ。ナンヨウショウビンを始め、モリツバメ、インコ類、キツツキ類など、次々に鳥が現れ私たちを楽しませてくれ、きっと明日からはこれ以上だろうと期待を膨らませてくれます。
 翌日、国内線で移動しタビン野生生物保護区へ向かいます。ここで3泊4日滞在するタビンワイルドライフリゾートはそのマレーシア最大の保護区内に建てられた高級熱帯雨林リゾート。それぞれ独立した宿泊ロッジのバルコニーで外をじっと眺めているだけでも数々の野鳥が観察可能。そして保護区には広大な熱帯雨林が広がり、決められたルートをジープで巡っていきます。ジープには全行程同行のガイド、保護区内の専任ガイド、そして私と、3人のガイドが乗り込み皆さんをご案内します。ぜひ見て頂きたいのがヤイロチョウ類。ここには3種類のヤイロチョウが生息し、どの種もボルネオの固有種です。しかし、ヤイロチョウ類はどの国でも見るのが難しい種類ばかり。前回は残念ながら1種類しか見ることができませんでしたが、その美しさに参加者一同感動です。さて今回は何種類のヤイロチョウに出会えるでしょうか。また、サイチョウ類も見逃せません。その大きな体と野太い声には圧倒されます。そのサイチョウ類が8種類生息。前回は何と8種類全てのサイチョウ類に出会うことができました。そしてもう一つ。カザリショウビンとアオヒゲショウビンのカワセミ類を忘れてはなりません。熱帯雨林に棲み見つけるのが困難な野鳥ですが、そこは現地のガイドと保護区のガイドの素晴らしい連携で見つけ出すことでしょう。更に興味深いプログラムはナイトウォッチングです。とくにフクロウ類とガマグチヨタカの仲間が狙い。懐中電灯の光で映し出される夜の野鳥は何とも刺激的です。またムササビの仲間やヤマネコの仲間などの哺乳類も楽しめます。ツアーではこのタビン野生保護区に3泊して、くまなく野鳥を探していきます。宿泊する敷地内のホテルは新しく、バードウォッチャーに人気でなかなか予約が取れません。ここでは希少な野生のオランウータンとの出会いも、きっとあることでしょう。
 再びキタコナバルへ戻り、次に向かうはキナバル山麓。ここは標高1500メートルに位置し、標高の低いタビンの保護区とは鳥相が変わります。瑠璃色が美しいアイイロヒタキ、真っ赤な体のベニタイヨウチョウとヒイロサンショウクイ、緑色が美しいタンビヘキサン、ボルネオ固有種のボルネオノドアカハナドリやオオミドリヒロハシなどなど、ここでも魅力的な野鳥が目白押し。熱帯雨林は森が深く、野鳥との出会いは偶然性も大きく左右します。そのためここでは2泊し、出会いの確率を高めていきます。
 ボルネオは固有種も多く、また哺乳類も多く生息しています。ボルネオの大自然を満喫しながらたくさんの野鳥を探し、心に強く残るツアーにしていきたいと思います。
 尚、ボルネオはヒルが多いという噂でしたが、前回はほとんど見ることもなくツアーを終えることとなりましたが、用心のため対策はしておきましょう。暑さは、コタキナバル以外は日本の方が、暑さが厳しく感じました。またスコールがあるため、雨具の用意を忘れないでください。
                       バードガイド 中野泰敬

(出会いたい鳥たち)
ハシブトゴイ、ジャワアカガシラサギ、ミナミカンムリワシ、ウォーレスクマタカ、コオオハナインコモドキ、オナガダルマインコ、クリイロバンケンモドキ、マレーウオミミズク、スンダガマグチヨタカ、ノドグロキヌバネドリ、アオヒゲショウビン、カザリショウビン、サイチョウ、シロクロサイチョウ、オナガサイチョウ、キエリゴシキドリ、マレーコゲラ、ボウシゲラ、オオミドリヒロハシ、クロアカヒロハシ、クビワヒロハシ、ズアオヤイロチョウ、アオオビヤイロチョウ、クロアカヤイロチョウ、ハイイロオウチュウ、タンビヘキサン、ベニタイヨウチョウ、ボルネオノドアカハナドリ、アカハシゴジュウカラ、シラガシキチョウ、エンビシキチョウ、アイイロヒタキ、クリイロカンムリチメドリ、メグロメジロ、ボルネオチャガシラガビチョウなど

※前回のツアーの様子は弊社HP「中野泰敬の自然見聞録」第26回に記載されています。
http;//www.ybird.jp/nakano/index.cgi?mode=hist_srh&date=201809&hset=10