福江島・ハチクマの壮大な渡り(平日プラン)【12名様限定】 9月26日(日)〜9月29日(水) UPdate：2021/04/16 ■東京発 170,000円 ＜2名様1部屋＞ ■東京発 174,000円 ＜1名様1部屋＞ ■食事条件： 朝0昼0夕0 ■最少催行： 9名(最大12名様) ■同行ガイド： 中野泰敬 ■添乗員： − 出発集合詳細 ■羽田空港08:40集合(17:05帰着予定) 予約状況 満席となりました。キャンセル待ちにて承ります。 ※GoToトラベルキャンペーンの実施が再開された場合、割引価格となります。 ■取消料のご案内 9月4日（土）以降　：通常旅行代金の20％ 9月18日（土）以降　：通常旅行代金の30％ 9月24日（金）以降 ：通常旅行代金の40％ 出発当日旅行開始前 ：通常旅行代金の50％ 旅行開始後又は無連絡不参加 ：通常旅行代金の100％ ※弊社営業時間外又は弊社休業日にキャンセルのご連絡を頂いた場合は翌営業日扱いとなります。 ハチクマ ハチクマの渡り観察の名所と言って思い浮かべるのは何処でしょう。やはり長野県の白樺峠でしょうか。以前、福江島へ行ったことがなかった頃の私も、ハチクマと言ったら白樺峠を思い浮かべていました。ところが、福江島を訪れるようになってからは、ハチクマの渡りといえば福江島、と私にとって一番の場所となりました。 初めて福江島を訪れた時は、今まで見ていたハチクマの渡りは何だったのだろうか？と思うほどの衝撃を得ました。早朝、次から次に湧きあがるハチクマのタカ柱。一つのタカ柱にハチクマが50羽、100羽といるから驚きです。そして湧きあがったハチクマが西へと川のように流れていくのです。一日に1000羽ものハチクマが渡って行くのも珍しくありません。さらに驚くべきことは、ハチクマとの距離が近いこと。双眼鏡で見ていて、翼が画面からはみだすほどです。また高台で観察しているため、ハチクマを見下ろす角度で見ることも少なくありません。更にオスの特徴である尾羽の黒く太いバンドも、メスの赤や黄色の虹彩も、幼鳥の黄色い蝋膜も双眼鏡でしっかりわかるのです。そしてハチクマの最大の特徴である個体差による羽色の違い。これだけの数が集まるからこそ、様々なバリエーションの羽色が見られます。白樺峠は一秋で約2000羽ほどですが、福江島は一日で1000羽を超すのですから、その多さが分かるでしょう。昨年は、全体の数が例年より少なく今一つ盛り上がりにかけましたが、それでもツアー初日が600羽、二日目は800羽、三日目が400羽、最終日が700羽という記録になっています。大げさに聞こえるかもしれませんが、一生に一度は、福江島のハチクマの渡りを見ることをおすすめします。その光景にきっと驚き、感激することでしょう。 さて、ハチクマ以外にはチゴハヤブサが頻繁に出現します。アカハラダカの出現も毎年確認しています。その他ハイタカ、オオタカ、ツミの姿を見たことがあります。昨年はサシバも出現しました。小鳥類ではサンショウクイの数が多く、50羽ほどの群れが渡って行く様子が一日に何回か見られます。また林の中にはコサメビタキやエゾビタキが毎年現れ、メジロ、コマドリがいたこともあります。昨年はコムクドリが渡って行く姿もありましたし、一昨年はカラムクドリ、その目の年にはハイイロオウチュウも見られ、渡りの島だということを大いに実感できました。そして、これらの小鳥類を狙い、福江島の岬にもハヤブサが棲んでいます。朝、ハチクマが渡って行ってしまい、岬にハチクマの姿が無くなってもハヤブサが楽しませてくれます。 毎日毎日ハチクマばかりを見るようですが、4日間見ていても決して飽きることがありません。天候によってハチクマの行動が変わるのも楽しく、大雨さえ降らなければ、どのような天候でもハチクマを楽しむことができます。本当に是非一度、福江島に足を運んでみてください。 9月下旬ですので、気温は行ってみないと分からないというのが正直なところです。北風が吹けば寒くなりますし、風がなく晴れれば薄い長袖で過ごすことができるほどですので、防寒着の準備はしておいた方が良いでしょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バードガイド　中野泰敬 (出会いたい鳥たち) カラスバト、ハリオアマツバメ、ミサゴ、ハチクマ、アカハラダカ、アカアシチョウゲンボウ、ハヤブサ、サンショウクイ、エゾビタキ、コサメビタキなど 【旅行日程】 ＜1日目＞羽田09:40✈ANA247✈11:30福岡12:40✈ANA4697✈13:20福江＝(島内探鳥)＝五島市内(泊) ＜2日目＞終日：島内探鳥　五島市内(泊) ＜3日目＞終日：島内探鳥　五島市内(泊) ＜4日目＞五島市内＝(島内探鳥)＝福江13:50✈ANA4696✈14:30福岡15:20✈ANA258✈17:05羽田 　ページトップ　　前に戻る　　一覧へ戻る