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『夏羽のカイツブリ類を求めて!銚子と波崎』
【2010年4月1日(木)】

 季節はいよいよ春を迎え、冬の鳥たちも日に日に数を減らしてくる時期です。カイツブリ類を観察するだけならば冬でももちろん可能ですが、それぞれの夏羽を観察するためには、やはりこの時期でなくてはなりません。海鳥の数は少なくなってきていますが、美しい夏羽のカイツブリ類、そしてこの時期、漁港内でよく観察されるアビ類やウミスズメ類に期待して出発です。

 春の海が比較的おもしろいといのは、おそらくは海鳥たちの移動の時期であることと、海が荒れることが多いからだろうと思います。海が荒れれば外洋で生活している海鳥たちも弱ったり、傷ついたりして穏やかな漁港に非難してきます。この日は高速道路を降りたあたりから強風が吹き出し、バスがぐらつくようなこともあるほどです。観察には苦労が伴いそうでしたが、意外な種に出会える可能性が高まります。
 最初に到着した波崎港で観察機材の準備にとりかかりますが、ここで偶然にもオオソリハシシギ、ミヤコドリ、クロガモ、ウミアイサに出会うことができ、一通り観察してから漁港へと向かいます。外洋は荒れているため、波しぶきが堤防を洗っていますが、漁港内はとても穏やかです。マガモ、スズガモ、クロガモの群れが浮かび、程なくしてシロエリオオハムを発見。また夏羽のカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリも潜水と浮上を繰り返しています。あまりに風が強い為、バスを風上に止め、その影に入るようにして観察をします。じっくりと時間をかけて探鳥したため、さまざまな海鳥たちが近くまで寄ってきて、双眼鏡だけでも十分に見られるほどです。特にハジロカイツブリの密集した群れはとても美しく、このツアーの見所の一つです。望遠鏡で1羽1羽をじっくりと見ると金色の飾り羽、真っ赤な目が印象的です。またやや遠かったもののアカエリカイツブリも見つかり種のカイツブリ3類が揃いました。他にも漁港内には夏羽に換羽中のヒメウが見られ、カモメ、シロカモメ、そしてどこからともなくハヤブサもやってきました。
 午後からは銚子大橋を渡って銚子漁港へと向かいます。まずは昼食をとっていただき、干潮時に現れる僅かな干潟に集まるカモメ類を観察します。ヒラヒラ飛ぶユリカモメはすでに頭が黒く換羽している個体も見られ、外洋性のミツユビカモメも夏羽個体を観察することができました。他にもオオセグロカモメ、セグロカモメ、カモメ、シロカモメ、干潟を歩くコチドリなども見られました。さて、午後になっても一向に海の荒れがおさまらない事から、銚子マリーナに行くことにして出発します。地理的なことからここはさらに風が強く、漁港内は海鳥たちの非難場所になっていることが多いのです。観察を始めると堤防のすぐ下で休むクロガモ3羽が見つかり、やや遠くにウミスズメが見つかります。さらに奥の漁港へと移動をすると、駐車場の水溜りでミツユビカモメが水浴びをし、付近ではコチドリとシロチドリが見られました。ここは漁港内でも波が高く観察は容易ではありませんでしたが、ウミスズメ、アビ、シロエリオオハムと立て続けに観察することができ、クロガモの♂♀も見られました。アビは比較的元気なようで、我々の姿を見てサッと離れていきましたが、シロエリオオハムは波を被った影響からか、羽が濡れてしまっていて、羽繕いに必死な様子です。またウミスズメはあまり潜水をしていなかったため、浮いている様子をしっかりと観察することができました。いずれも通常であれば船に乗って観察するような種ですが、かなりの荒れのせいで幸運にも陸地から至近距離で観察することができました。
 今回はかなりの強風の中での観察ということで、かなりお疲れだったと思います。しかし、この強風による海の荒れが良いほうに作用して、普段外洋で生活している種を至近距離で観察することができました。またこのツアーの主役である夏羽のカイツブリ類も堪能することができ、まずまずの成果を上げることができました。皆様お疲れ様でした。

石田光史
一般 | No.470 管理人 2010/04/01


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