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『中野さんと行く!ベストシーズンの奄美大島』 
【2010年4月17日(土)〜19日(月)】

 個人型ツアーではお馴染みの奄美大島。今回は久しぶりの団体ツアーとなりました。強烈に暑いこともなく、固有種たちも見やすく、そして渡りの野鳥たちにも期待できるベストシーズン。もちろん主役はルリカケス、オーストンオオアカゲラ、アマミヤマシギ、アカヒゲ、オオトラツグミといった固有種ですが、アマミコゲラ、リュウキュウサンショウクイなどの亜種も楽しめます。現地案内はお馴染み、高美喜男さんです。

 17日、東京は前日夜からの思わぬ雪がまだ降り続き、羽田空港に到着する直前までみぞれ混じりの雨がバスの窓を叩いていました。到着後も欠航便のアナウンスが続くという、ちょっとドキドキする時間を過ごしながら集合時間を待つこととなりましたが、結局1時間ほどの遅れはあったものの奄美空港に無事到着し、まずは大瀬海岸へと向かいます。今回は2羽のクロツラヘラサギが出迎えてくれ、うち1羽はきれいな夏羽個体でした。よく見ると周辺はシギ、チドリが無数に見え、大型のホウロクシギ、ダイシャクシギをはじめ、セイタカシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、オジロトウネン、トウネン、サルハマシギ、ウズラシギ、真っ赤なメダイチドリなどを観察。そしてしばらく観察しているとコガモの群れが現れ、その中にシマアジも見ることができました。さて次ぎなるポイントでは奄美の固有種たちを狙い森に入ります。ルリカケスのけたたましい声が聞こえ、アカヒゲはリズミカルにさえずります。水場ではルリカケスがよく見せてくれましたが、アカヒゲやオーストンオオアカゲラは茂みの中でなかなか見えません。この日は全体的にじっくり観察することができませんでしたがナイトウォッチングに備えて早めにホテルに入ります。
 さて19:30からは奄美ツアーの特徴でもあるナイトウォッチングに出かけます。市街地を過ぎたあたりからリュウキュウアオバズク、リュウキュウコノハズクの声が聞こえ始め、途中何度か電柱に止まるリュウキュウアオバズクを観察。林道ではズアカアオバトなども観察し、いよいよ2羽のアマミヤマシギを発見!1度は飛ばれてしまいましたが、歩いて草陰に隠れる様子を観察することができました。
 18日はマングローブ林や展望台などを巡り、奄美大島らしい景観などを楽しみ、野鳥だけでなく植生や昆虫といった分野に関しても解説をいただきました。そしてこの日の最後に訪れたキャンプ場周辺が大当たり。駐車場付近ではキマユホオジロ♂と亜種シベリアアオジが地面で餌を採っている様子をじっくりと観察。園内では渡り途中のビンズイの群れが見られ、池では夏羽のアカガシラサギを発見。すぐに飛立ってしまいましたが、木のてっぺんに止まってくれるというサービスぶりでじっくりと観察することができました。
 19日は05:00出発でオオトラツグミのさえずりを聞きに出かけます。到着するとすぐに薄暗い森の中から「キョロンチー」というマミジロの声に似たオオトラツグミの声が聞こえます。明るくなるにつれリュウキュウサンコウチョウやアカヒゲの声が聞こえはじめ、早朝らしい雰囲気を楽しむことができたのでした。朝食後はここまでしっかりと観察できていないアカヒゲを求めて再び森に入ります。奄美のアカヒゲは手強いので、とにかく待って観察したほうがいいという高さんのアドバイスに基づき、ポイントを絞って待つことにします。するとあっさりとアカヒゲが現れ、薄暗い場所を歩き回っています。その後も何度となくアカヒゲは現れ、1度だけではありましたが、明るい場所にもやってきてじっくりとその姿を見せてくれたのでした。また倒木で採餌するオーストンオオアカゲラ、我々のすぐ近くまで水を飲みにやってきてくれたルリカケスも観察することができ、時間はかかりましたがなんとか3種の姿を見ることができたのでした。
 昼食後は大阪からご参加のお客様と空港でお別れし奄美パークへ。ここでは奄美大島の植物や動物を描き続け、独特の世界を作り上げた画家、田中一村の記念美術館を見学していただき、やや激しくなってきた雨の状況を見ながら再度、大瀬海岸で時間をとります。ここではクロツラヘラサギがまだ見られ、ムネアカタヒバリ、ムナグロを追加してツアーを締めくくりました。
 今回は久しぶりの奄美でのツアーでしたが、現地案内の高美喜男さんからさまざまな貴重なお話を聞くこともでき、ナイトウォッチングも含めて固有種を楽しむことができました。気候もよく、固有種のほか、渡り途中のシギ類も思った以上に豊富に見られ、アカガシラサギやキマユホオジロ、シベリアアオジといった珍しい野鳥たちにも出会うことができました。皆様お疲れ様でした。

石田光史
一般 | No.471 管理人 2010/04/17


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