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『秋はじっくりシギ・チドリ 霞ヶ浦周辺と三番瀬』
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(写真 左から)トウネン、オグロシギ、キリアイ 簡単デジスコ「押すだけ」使用

【2009年9月28日(月)】

 秋といえばタカの渡りやシギ・チドリ類の渡りでしょう。今年の9月は新企画として淡水域のシギと海水域のシギを見に行く日帰りツアーを企画してみました。ただしこれらシギ・チドリ類はまさに渡りの真っ只中のため、見られる種や個体数も日替わりです。しかもそれらを狙ってオオタカやハヤブサが多く出現する時期でもあり、当日ポイントに行ってみなくては、状況が読めないのが悩みなのですが、果たして成果のほどは。

 実は僕にとってのツアーは前々日から始まっていました。海水域はとりあえず潮の状況を読むことだけしっかりとして、鳥はその日の状況が良いことを祈るのみ。難題の観察可能な淡水域のシギのいる場所を調べに走り回ります。親切な知人などにお世話になりながら、なんとかいくつかのポイントを絞ることはできましたが、当日どうなのかは全くわからないのが正直なところです。
 28日早朝の東京駅周辺は曇りで予報も涼しくなるとのこと。ただ出発してすぐに薄日が差しはじめ予想外の暑さに。なるべく涼しい時期にと思って企画をしたのですが、暑くなりそうです。もちろん天気がいいことに文句は言えませんが・・・
 東京駅から1時間ほどで船橋海浜公園に到着。この日は休園日ということで狙い通り人影はほとんどなく、干潟のシギ類も落ち着いて採餌しています。まず目立つのはミヤコドリ、どうしてこれだけの数になったのかと不思議なくらいです。良く見ると小さなトウネン、ミユビシギ、ハマシギなどが走り回り、中型のダイゼン、オバシギ、大型のオオソリハシシギ、オグロシギなどが見られます。ちょっと珍しい種としてはアカアシシギ、コオバシギなどが見つかり、最後にようやくヨーロッパトウネンを見つけることができました。タイトルにもあるようにシギ類の観察は思わず“じっくり”になってしまいます。知らず知らずに望遠鏡を覗くことに力が入り、意外なほど時間を使います。それぞれが似ていることや、個体数が多いこと、良く見ないと見落としてしまうといったことからでしょう。いずれにしても“じっくり鳥を見る”ということは大切なことですから、とてもよいことだと思いました。約3時間の滞在となり、気がつくと潮がどんどん満ちてきていました。
 思わぬ時間延長のため、この後の移動時間内にみなさんには昼食をとっていただき一路霞ヶ浦周辺を目指します。いくつか見つけておいたシギがいそうなハス田を巡るわけですが、まずは道路沿いにあるハス田をバス車内から観察します。まずはこの周辺の代表種であるタカブシギ、タシギが見られます。しかし良く見るととても地味で小さなオジロトウネン、コチドリが見つかります。またどこからともなくアメリカウズラシギが飛来して、意外な種の登場に盛り上がります。その後は一旦トイレ休憩を挟んで、今回のメイン探鳥ポイントを訪れます。
 シギ観察の場合、まず先客の方への配慮が重要です。この日もやや離れた場所にバスを止め、まずは離れた堤防上からハス田を望遠鏡で眺めます。先客の方々から比較的近い場所にシギがいたことから、まずはこのままの距離を保ち、シギがやや離れたことを確認してから少しづつ距離を詰めます。もちろん最初に私が行って先客の皆さんに一声かけるといった手順です。ここではオグロシギをメインにオオハシシギ、タシギ、ウズラシギ、クサシギなどを観察。そしてコガモの群れ中にいるシマアジも見ることができました。また観察していると突然ハヤブサが登場。ハス田のシギ類に向かって突っ込みますが、狩りには失敗したようで近くの電線に止まります。最後はもう一つのハス田に向かいますが、ここではタシギのみ。ただ最後にこの時期の定番でもあるムナグロの飛翔を見ることができました。

 さて、今回は賭けの要素がありながらも天候にもめぐまれ計63種の野鳥を観察することができました。たくさん見られればいいというものではないですが、東京発日帰りバスツアーとしてはかなりの成果です。メインのシギ・チドリ類は計25種。定番種を逃した部分もありましたが、ツアーではなかなか見ることができない種も含まれることから予想以上の成果でした。皆様お疲れ様でした。

石田光史
一般 | No.420 管理人 2009/09/28


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