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『香港マイポとタイポカウ』
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(写真 左から)アカガシラサギ、カンムリオオタカ、夜景

 「香港」と言うと、ひと昔前ほどでは無くなったものの、いまだに観光とショッピングの街としての色合いが強く、野鳥観察には向いていないと思われるのか、よく不思議な顔をされます。しかし、香港には東アジアを代表する干潟環境を有する米埔(マイポ)をはじめ、街中には九龍公園など素晴らしい探鳥地があり、日本から手軽に行くには最適の探鳥地のひとつと言えるでしょう。今回も移動を含め4日間という短時間ながら、90種類近くの野鳥と出会うことが出来ました。

 1日目:成田空港でお客様をお出迎えし、5時間ほどで香港に到着。空港で名古屋、大阪両出発地からのお客様と合流し、この日の宿泊するホテルへ。空港から専用バスへの乗り換えにわずかに歩いただけでしたが、夜の気温は思っていたよりも肌寒く感じました。
 
 2日目:本日は香港の<水辺の野鳥>を堪能するスケジュールで、まずは最近になり設立された香港湿地公園へ向かいます。湿地公園の周辺では、市民による大規模なマラソン大会が実施されているさなかでしたが、我々の探鳥には影響は無く、公園へ入園する前からクビワムクドリ、ムジセッカなどを観察しました。ここでは芝生の上を歩くハクセキレイもすべてホオジロハクセキレイで、フェンス上のタカサゴモズも下面に橙色味のある暗色型と、日本で観られるものとは羽色が異なっており興味深く思えました。入園後は整備された園路を歩きながら、カノコバト、コウラウン、カオグロガビチョウなど、これからお馴染みとなる種類を中心に観察を進めてる途中に、上空を2羽のクロツラヘラサギが旋回し、特徴的な嘴の形も真下から眺めることが出来ました。
 午後には、中国との国境に位置する米埔(マイポ)自然保護区へ向かいます。ここは世界的にも有名なクロツラヘラサギの大越冬地のひとつであるほか、多くのシギチドリ類が越冬する広大な干潟が拡がる保護区です。現地レンジャーと共に入場し、蝦の養殖池沿いに歩を進めながら、アカガシラサギやムクドリ類の混群などをゆっくりと観察します。ここで特に印象的だったのがギンムクドリの多さで、真っ赤な嘴とクリーム色の頭が、混群の中でもよく目立ちます。しばらく歩いた後に干潟に着き、観察窓を上げると向かいの中国まで続く、広大な干潟が拡がっています。干潟を見渡すとすぐに目的のひとつであるヤマショウビンを発見することが出来て、その後も同じ枯れ枝にアオショウビンと共にとまったり、干潟上を飛び回ったりと、ゆっくりとその姿を楽しむことが出来ました。拡がった干潟というカワセミ類の採餌には良い条件の一方で、ここの冬の名物であるソリハシセイタカシギをはじめとするシギチドリ類の姿ははるか遠くにあり、ほとんど確認できなかったのは残念でした。

 3日目:本日は水辺を廻った昨日とは変わり、<山野と公園>で探鳥を楽しむ一日です。朝食後にまず行ったのはタイポカウという林で、ここではルリハコバシチメドリ、ズアカチメドリ、アカハシゴジュウカラ、ハイイロオウチュウなど、香港でもここならでは、といった種類が歩を進めるたびに現れ、我々を楽しませてくれました。それらの種類に混じってムギマキやキマユムシクイ、日本でも繁殖するビンズイやサメビタキの姿もあり、海外の鳥に、日本からの鳥が入り混じって越冬をしている様子に、改めて野鳥には国境が無いことを実感しました。
 昼食後は街中に位置する九龍公園で探鳥を行います。シンガポールや台北など、アジアの大都市の公園は想像以上に野鳥が多いところが多いのですが、香港の市街地中心にあるこの公園もそのような代表的な場所のひとつです。野鳥の多いこの公園で、我々が特に観たい種類のひとつがサンジャクという非常に長い尾羽を有したカラスの仲間です。この日も最初に見つけた時には、わずかの間だったので、皆様にご覧頂くことが出来ませんでしたが、次の機会にはよく目立つ梢のうえにも現れてくれ、その姿をしっかりと楽しむことが出来ました。また、この公園でもうひとつ印象的だったのが<カンムリオオタカ>です。池越しにアオショウビン、カノコバト、ムクドリ類などが集まった様子を観察していると、突然に一斉に飛び立ち、代わりに現れたのがこの種類でした。最初に飛んで来た時には、識別に少し戸惑いましたが、最終的には名前の由来ともなっている後頭部の長い羽毛までも確認することが出来て印象深い出会いとなりました。この後も香港のビル街をバックにして公園内を飛び回るコバタンを観に行ったりして、このツアーでの探鳥のスケジュールを終えました。探鳥のスケジュールを終えた後の楽しみは100万ドルと評される香港の夜景を観に行くことです。今回は出発前から空模様がずっと気になる旅行でしたが、ここでも心配に反して、澄み渡った素晴らしい夜景を満喫することが出来て、良い思い出となりました。

 4日目:早めの朝食を食べた後に空港へ。フライトを終えて着いた東京は予想以上の寒さでした。

田仲謙介
一般 | No.432 管理人 2009/11/14


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