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『冬のタカに会いたい!笠岡干拓と阿部池』
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(写真 左から)オオタカ・ノスリ・ノスリ 撮影:高木信様

【2009年12月19日(土)】

 週末、この冬一番の寒気がやって来た。長期予報では曇り又は雪と言われていたが、幸いにも集合場所の大阪駅周辺は快晴の青空で風もない。定刻の8:30ちょうどに予定通りバスは発車した。

 途中渋滞もなく順調に進み、途中の休憩を挟み最初の探鳥地阿部池には11:30に到着した。岡南飛行場近くの駐車場にバスを止め、ここから阿部池に沿って鳥を探す。風はあるものの天気は良い。いつもなら水面にたくさんのカモが浮いているのだが、今日はほとんど姿が見えない。水面を軽快に飛んでいるのはツバメの群れだ。最初は7羽くらいだったが次々と現れる群れを合わせると30羽程にもなるだろうか。昨年までこの時期に見た覚えはないのだが、別の場所で越冬していたのが今年ここに移ってきているのか、今年から越冬を始めたのかはよく判らない。北風の吹く中で夏鳥のツバメが飛んでいるのは妙な気分である。
  アシ原ではオオジュリンやアオジ、ホオジロなどが飛ぶが、風が強いので見やすいところにじっと止まってくれることがない。少し歩くと足下近くからコガモの群れが泳ぎ始めた。オオタカ1羽も飛び出したが、あっという間に遠ざかってしまう。しばらく進んだところで池と反対方向の飛行場を見ると、滑走路付近を1羽のチュウヒが低く飛んでいる。餌を探しながら飛んでいるようで、滑走路上であることからアシで身体が隠れることもなく見やすい。ゆっくりとした動きなので望遠鏡で飛んでいる姿を堪能することが出来た。目が黒っぽく見えるので若い個体であろう。堤防にはノスリの姿も。風が強いこともあり、30分歩いた後バスに引き返す。帰りに遠くを飛ぶミサゴの姿も見ることができた。昼食後は次の目的地笠岡干拓へ向かう。
 阿部池から笠岡干拓までは高速道路を経て1時間程度かかる。着いてすぐに稜線上に止まるオオタカ成鳥をお客様が見つけて下さった。逆光気味ながら望遠鏡でしっかりと観察することが出来た。その後は干拓地の中をバスで走りながら鳥を探すがなかなか見つからない。小高くなっている橋の上から干拓地を見回してみると先程通り過ぎた辺りで低く飛ぶチュウヒ類が見つかった。その方向を目指してバスを進め、当たりを付けた付近でバスを止める。バスから降りて全員で探しているとほどなく緑色の牧草地を低く飛ぶ♀タイプのハイイロチュウヒが見つかる。最初は遠かったが、ずっと望遠鏡で追いかけていると比較的近くまでやって来てくれた。腰の白と下面の鷹斑が特徴的である。遠くの個体を見ていると、比較的近くからカラスに追われてもう1羽の♀タイプハイイロチュウヒが出現。やや遠いものの初めて御覧になる方もあり、ゆっくりと2羽のハイイロチュウヒを観察した。
 その後も頭上をコチョウゲンボウが通過して歓声が上がり、近くで止まっているノスリが見つかり、水路にはどういう訳かセイタカシギまでいて、飽きることのない時間が続く。初めは晴れていた空が次第に雲に覆われ初め、チラチラと粉雪も舞い始めたが、思っていたよりずっと風が弱く戸外での長時間観察が苦にならない。何より横にバスが止まっているので寒くなったらすぐに車内に逃げ込んで暖を取ることが出来る。16時まで観察を続け、夕方に活動するコミミズクやトラフズクの出現を期待したが、現れず帰阪することに。帰り際、干拓地の中にあるトイレにバスを止めた。たくさんのタカと出会うことの出来た一日の名残を惜しむように、頭上近くをノスリがゆっくりと旋回し我々を見送ってくれた。

森山春樹
一般 | No.439 管理人 2009/12/19


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