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『ウミスズメに会いたい!鹿島灘海鳥巡り』
【2010年1月26日(火)】

 数ある日帰りバスツアーの中でも毎回苦戦が続いている、私にとっては一番気になる日帰りツアーがやってきました。そもそもこのツアーは漁港などで海鳥を観察するといった趣旨ではなく、かなり自然状態に近い外洋鳥を陸から観察するといった内容です。そのため基本的には鳥は遠く、また風や波の影響が観察結果にかなりの影響を及ぼすことから、リスクが大きいことは確かです。しかし今回はここまでの3年間、というか過去4〜5年間の下見時にも見たことがない光景を見ることができました。

 今回の観察地は私の地元である茨城県。早朝自宅を出て東京へ向かいますが、結局はかなり自宅に近い場所までやってくることになります。さまざまな条件をクリアしなければ最高の条件で観察することができないことから、いろいろなことを気にしていましたが、実は自宅を出る時、やや風が強かったので、ちょっと気にしていました。
 順調にバスを走らせますが、途中休憩ポイントあたりまでやはり風が強く、なんとか弱まってくれないかと思ったのでした。ただ、高速道路を降りたあたりからは風がおさまり、最初の探鳥ポイントではほぼ無風。晴天のため海面はキレイな順光で見やすくなっていました。観察準備を整えてまず海上を流していくと、とにかく驚きの光景が目に飛び込んできます。そこに見えたのはかなりの苦戦を予想していたことを打ち消すようなウミスズメの大群でした。とにかく20〜30羽ほどのウミスズメの群れがあちらこちらに浮いています。波も穏やかで順光のため、望遠鏡の倍率を上げなくても20倍で十分に観察できます。全体の個体数はとても数えられるレベルではないですが、視界に入っているものだけでも軽く200〜300羽はいたでしょう。ある群れはかなり密集し、ある群れはかなり長い1本のラインのようになって浮いています。他にもクロガモやビロードキンクロが群れで飛翔する姿などを観察することができたのでした。
 幸運にもウミスズメが早々に堪能できたため、さらなる種を観察するため次なるポイントへと向かいます。昼食を食べながらでしたが、岩礁のすぐ近くでシノリガモ、カンムリカイツブリ、そして先ほどのポイントよりも近くでアビ3羽の群れが見られます。そしてそのアビを観察していると、その後ろに2羽の白っぽいウミスズメ類が浮いています。やや上を向いたような嘴の細いマダラウミスズメです。しばらくの間、浮いていてくれたこと、そして思いのほか近く順光だったことからじっくりと観察することができました。このツアーの隠れた目玉である種の登場はさらに大きな成果でした。また浮いている大きなユリカモメの群れの付近にはやはりかなりの数のウミスズメ、他にもミツユビカモメ、ウトウ、時より浮上するスナメリの姿も観察できました。
 時間が押してきましたが、次はやや目的を変えてカモとカモメ類の観察です。岩礁近くで餌を採るヒドリガモの中にオカヨシガモ、ヨシガモが混ざり、ミユビシギ、ハマシギ、そしてビロードキンクロ、セグロカモメの中からシロカモメ、ワシカモメ、オオセグロカオメなども見られました。
 この日の最後はさらに北にある海岸。ここでは毎回、シノリガモとウミアイサが比較的近くで観察できています。この日もこの2種をじっくりと観察した他、岩礁で餌を採るハマシギとミユビシギの群れ、シロカモメなどを観察し終了となりました。
 今回はご参加の方のほとんどが望遠鏡持参ということで、陸地から海鳥を観察するということを熟知された方が多かった印象です。そのため我々スタッフの望遠鏡はやや空きがある状況になったため、効率よく鳥探しができたように感じ、いつものツアーとはやや違った印象を受けました。またシーンとするほど、みなさんがとても集中して望遠鏡を覗いて鳥を観察されているシーンには嬉しく感じました。とにかく幸運な1日、あらためて鳥見のおもしろさを実感した1日でした。

石田光史
一般 | No.449 管理人 2010/01/26


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