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『冬の山陰 中海と宍道湖』 
【2010年1月30日(土)〜31日(日)】

 「山陰地方」、「出雲」・・この響きから、どのような野鳥を連想されますか。この言葉からは「珍鳥」をイメージする方が多いようです。この地方に「珍鳥」と呼ばれる種類が多く出るのには、朝鮮半島に近いという地理的な理由が大きいようです。今年は各地で冬鳥が少ないようですが、果たして朝鮮半島の影響を強く受けている山陰地方はいかがでしょうか?

 1月30日、羽田空港発の飛行機は5分遅れで出雲空港へ到着し、現地集合のお客様と合流しました。最初の目的地は宍道湖グリーンパーク。こちらで知り合いのスタッフの方に今年の冬鳥の飛来状況を伺うと、全体的には数も少なめで、珍鳥と呼ばれている種類の飛来も例年ほどは無いようです。それでも、関東や関西では見ることが難しい種類のいくつかは渡来しているようで、そのひとつがアカツクシガモの情報でした。塒のポイントは決まっているものの、普段はマガンの群れと共に餌を採っているとのことですので、宍道湖周辺のマガンの群れを中心にオレンジ色の姿を探すこととします。今日の探鳥スケジュールが決まったところで、いざ出発とバスに戻ろうとすると、駐車場の向かいの畑地を低空で跳ぶタカの姿を発見しました。すぐに畦に降りたその姿を観ると、これが思いもかけずハイイロチュウヒの♀でした。
 思いもかけない出会いに気を良くして、午後からは目的のアカツクシガモを探しに行くことにします。最初に見つけたマガンは群れの規模は大きかったのですが、残念ながらその姿を見つけることが出来ませんでした。そして次の群れを見つけて探していたところ、この群れから四羽の鳥が飛び立ちました。すぐに双眼鏡を向けると、これがアカツクシガモ!飛んでいる姿の観察ですが、オレンジ色の体に大きな白色の目立つ翼のコントラストは非常に美しいものです。幸いにもこの4羽は数百メートル離れた畑に降りましたので、その後は降りている姿もじっくりと観察することが出来ました。最近では毎年、どこかしらかで話を聞くようになったアカツクシガモですが、4羽を同時に観察するという機会はなかなか無いかと思います。朝鮮半島で多くが越冬するこの種類ですので、これだけの数が渡来しているというところにも、この地域らしさを感じることが出来ました。
 その後は観光地としても有名な城山公園に場所を移し、公園の鳥の姿を探しますが、ここでは10羽ほどのアトリの群れや、愛想の良いキクイタダキなどの姿を楽しむことが出来ました。

 翌31日は昨日の宍道湖周辺から中海周辺に場所を移し、探鳥を行います。まず境港漁港を訪問しますが、期待していたほどの海鳥の姿はありませんので、米子水鳥公園に場所を移します。ここでも開けた水面に浮かぶカモ類の姿は例年に比べると少ないのですが、ミコアイサやクロツラヘラサギなどの姿を観察することが出来ました。
 続いては周辺の干拓地に渡来しているというホシムクドリの姿を探しに出かけます。この鳥を探す時はまずムクドリの群れを探すのが重要ですが、最初に電線に飛び上がった4羽はすべてムクドリ。改めて歩を進めようとすると、今度は20羽ほどのムクドリが電線に飛び上がり、この中に1羽のホシムクドリが混じっていました。この群れまでは少し距離があったので、皆様にその姿を確認してもらった後に、少し距離を縮めるように歩いていきます。ホシムクドリは電線と畑地とを往復していましたが、最終的には良い状況のなかで確認することが出来ました。
 そして、中海周辺での今年のトピックスが、新聞での報道もされたタンチョウの渡来です。2羽の成鳥が渡来しているということですので、こちらもこの旅行の締めくくりに観察に行くことにします。大きな鳥ですので探すことは容易で、餌を採るポイントと言われている畑に着くと、すぐにその姿を見つけることが出来ました。北海道の緑の湿原で見るタンチョウの美しさも素晴らしいですが、この時期の畑地で観るタンチョウも体の白さが浮き立ち、非常に美しい姿でした。

 冬鳥の姿が少ないと言われている今冬ですが、今回の山陰ツアーではお天気にも恵まれて、珍しい種類も含めて、2日間で80種類近くの野鳥と出会うことが出来ました。ツアーにご参加頂きました皆様、お疲れ様でした。

田仲謙介
一般 | No.452 管理人 2010/01/30


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