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『中野さんと行く!初めてのコスタリカ』 
【2010年1月13日(水)〜21日(木)】

 1月13日:長い旅が始まった。しかも、今回は中野さんが一緒というだけで全体の雰囲気が違う。いつもと何かが違うムードの中、成田から約12時間でアトランタ。さらにアトランタから約4時間でコスタリカに到着する。しかし、そんな長い飛行時間も忘れ去るような感動が待っているのが憧れのコスタリカなのである。中野さんと行く初めてのコスタリカの始まりなのだ。

 1月14日:早朝、ホテルのお庭で鳥を見る。いきなりハチクイモドキが現れて長い尾を振る。そして、オオハシタイランチョウ、アカエリサボテンミソサザイ、アカハシバト、リスカッコウ、バフムジツグミ、コスタリカキビタイシマセゲラ、ソライロフウキンチョウ、シロミミウタシトド、ボルチモアムクドリモドキ・・・・・・・などなどと朝からとめどなく鳥で溢れている。まだまだこのホテルのお庭にいたいのだが、朝食後にバスで出発。
 途中の街の公園でシロクロヒナフクロウを見る。もう、何年も前からこの公園にシロクロヒナフクロウが棲んでいるので必ず毎回、立ち寄る公園なのだ。いつもは爆睡しているフタツユビナマケモノが珍しく枝々を移っていく。
 昼過ぎに太平洋側の熱帯雨林に到着。お楽しみのボートツアーである。ボート乗り場に行くと魚をさばく地元の人がいて、その上をアメリカグンカンドリとワライカモメとクロコンドルが低空で乱舞する。ボート乗り場の周りにはヒメキヌバネドリ、カンムリサンジャク、シマガシラオニキバシリ、ケアシスズメバト、シコンヒワ、ミゾハシカッコウ・・・・・・・などなどの新しい鳥が次々に現れてなかなかボートに乗れないので、鳥たちを振り切ってボートに乗る。
ボートツアーは船外機付きの20人乗りのボートで河口部のマングローブを巡る本物のジャングルクルーズなのである。
 ボートがゆっくりと滑り出すとシロオビミドリツバメが無数に並走する。ナンベイヒメウ、アメリカヘビウ、アメリカトキコウ、ハゲノドトラウサギ、ヒメアカクロサギ、ユキコサギ、アメリカササゴイ、ベニヘラサギ、シロトキ、アメリカレンカク・・・・・・・などなどの新しい鳥が次々に現れて中野さんがはしゃいでいる。マングローブの樹上からマングローブクロノスリやミサゴが餌を狙う。狭い水路にはいるとミドリヤマセミやオオミドリヤマセミがすぐ近くにとまりみんなでたっぷりと楽しむ。さらにミズカキチドリ、クロエリセイタカシギ、アメリカイソシギ、アメリカヒバリシギ・・・・・・・などなどを見ながら帰路につくと、日は大きく傾きオレンジ色に染まる上空を無数のアメリカグンカンドリが舞い、皆さんも中野さんも幸せそうな笑顔がオレンジ色に染まっていたのである。
 
 1月15日:早朝、ロッヂのお庭でハグロキヌバネドリを見てからジャングルの散策路を歩く。ジャングルの鳥たちの多さは半端でなく、シロビタイシャコバト、ヤマウズラバト、ミドリインコ、メキシコシロガシラインコ、コボウシインコ、キホオボウシインコ、セイガイハチドリ、スミレセンニョハチドリ、オウゴンサファイアハチドリ、ヒメキヌバネドリ、ミドリキヌバネドリ、ニショクキムネオオハシ、アカハラムナフチュウハシ、ズアカエボシゲラ、チビオニキバシリ、キノドオニキバシリ、シマアリモズ、シロボシクロアリモズ、ウスグロアリドリ、クリセアリドリ、ハシナガタイランチョウ、カギハシタイランチョウ、ヤブハエトリ、クリムネマユミソサザイ、シマバラマユサザイ、セアカマユミソサザイ、マミジロアメリカムシクイ、ワキチャアメリカムシクイ、キタミズツグミ、キンズキンフウキンチョウ、モンツキクロフウキンチョウ、ルリミツドリ・・・・・・・などなどの新しい鳥が次々に現れて収拾がつかなくなるがこれがたまらなく嬉しいのだ。
 長い昼休みの後、別のジャングルの散策路に行く。歩き出すと直ぐにオオシギダチョウが現れた。この鳥はとても恥ずかしがり屋で滅多に出て来ないので、いつも、先頭の数名だけしか見られずにイライラするのだが、おデブの愛らしい姿を全員でゆっくりと楽しんだのである。散策路をさらに進むと小川がある。ここでしばらく待つと、キモモマイコドリが来て、おもちゃのような可愛い姿で水浴びをする。しばらくすると今度はアオボウシマイコドリが来て水浴びをする。こちらも可愛いのだ。さらにズグロミツドリやツグミマイコドリも水浴びに来て、さらにさらにキモモマイコドリやアオボウシマイコドリが何回も水浴びに来て皆さんも中野さんも鳥たちの入浴シーンを楽しんだのである。

 1月16日:早朝、ロッヂのお庭でハグロキヌバネドリを見てから牧場周辺から集落を歩く。クビワヤマセミ、コンゴウクイナ、アカスズメフクロウ、コシジロクサシギ・・・・・・・などなどの新しい鳥を見ているとヤマセミ類の声がした。昨日のボートツアーで見られなかったコミドリヤマセミだ。ここが最後のリベンジの場なので露木さんと必死に探すがなかなか見つからない。すると、露木さんが「いましたよー!」と叫ぶ。コミドリヤマセミは小さな池の杭にとまっていた。世界で二番目に小さいカワセミ類というだけあり、物凄く小さいのだ。さらに、アオマユハチクイモドキ、シマクマゲラなどを見ながら歩いて行くと太平洋に出た。海にはカッショクペリカンが飛び、海岸にはハジロオオシギ、アメリカオニアジサシ、ミユビシギ、チュウシャクシギなどが餌を食む。海岸のアーモンドの木にコンゴウインコ数羽が降りている。そこへ次々にコンゴウインコが飛んできて色鮮やかな光景が目の前に広がり夢の世界のようなのだ。
 それにしても太平洋側の熱帯雨林は鳥が多く、14日の午後から実質2日間で140種以上の鳥たちに出会ったのである。
 後ろ髪を引かれる思いで出発、カリブ海側に向かう。コスタリカは国の中央に山脈があり、太平洋側とカリブ海側で鳥の種類がまったく違っている。
昼過ぎにカリブ海側のジャングルを散策。アカオキリハシ、コシアカフウキンチョウ、サンショクキムネオオハシ、ムナフチュウハシ、ホオグロミヤビゲラ、ハゲラ、ヒメテンニョゲラ、オオホウカンチョウ、シラガフタオタイランチョウ、マミジロミツドリ、キボウシスミレフウキンチョウ・・・・・・・などなどとまだ見たことのない鳥が次々に現れるからコスタリカは凄いのだ。まだまだ鳥を見たいのに日没となってしまうのである。

 1月17日:早朝、ロッヂのお庭で鳥を見る。コビトユミハチドリ、ドウイロハチドリ、ハシナガハチドリ、ヒロハシハチクイモドキ、ヨコジマオニキバシリ、マミジロコタイランチョウ、ネッタイモリタイランチョウ、シロクロマイコドリ、ノドアカアリフウキンチョウ、アオミツドリ、ズグロイカル、オオツリスドリ・・・・・・・などなどの新しい鳥を見てから出発。本日は太平洋側の熱帯雲霧林へ向かう。コスタリカは国の中央に山脈があり、海から3000mの標高差によって鳥の種類がまったく違っているのだ。途中、カルタゴで池に寄る。アカハシリュウキュウガモ、ミカヅキシマアジ、アメリカオオバン、バン、アメリカレンカク、オオハシノスリ、クロコウウチョウ、チャイロカケス・・・・・・・などなどの新しい鳥を見ていると、大きな真っ黒な猛禽類が低空で飛来してとまった。すると、露木さんが珍しく興奮して何か騒いでいる。カギハシトビであった。いわゆるコスタリカのド珍鳥であり、カルタゴのような中央山地では記録がないという代物である。ところが、我々はコスタリカで見る鳥全部が初めてであるからカギハシトビがド珍鳥といわれてもピンと来ないのだ。一人興奮する露木さんを横目に出発。夕方、今回のツアーのメインエベンターの生息する標高2200mのロッヂに到着したのである。

 1月18日:早朝、ロッヂの周りで鳥を見てからバスでリンゴ畑へ行く。斜面を登ると、いつものリトルアボガドの木に実を食べるケツァールがいた。しかし、この美しい鳥は何回見ても心の奥が熱くなるのだ。雄3羽、雌2羽が入れ替わりにやってくるという贅沢な状況が目の前で繰り返している。静寂の谷間の時の流れがいつまでも止まっていた。
 朝食後にロッヂ周辺を散策する。オビオバト、チョコレートバト、ホオベニインコ、アカエリシトド、オナガレンジャクモドキ、ドングリキツツキ、クビワアメリカムシクイ、ウィルソンアメリカムシクイ、ヤブフウキンチョウ、マミジロヤブフウキンチョウ、ナツフウキンチョウ、クロキモモシトド、チャボウシツグミ、ミヤマクロウタドリ、メキシコカワガラス、シロノドメジロハエトリ、カトリタイランチョウ、キメジロハエトリ、ズグロメジロハエトリ、フサボウシハエトリ、クロツキタイランチョウ、チャボウシウタイモズモドキ、ホシガシラオニキバシリ・・・・・・・などなどとこれまた新しい鳥が次から次に出現する。さらに、ロッヂの餌台にはアオノドハチドリ、ミドリハチドリ、ハイオシロメジリハチドリ、コスタリカノドジロフトオハチドリ、バラエリフトオハチドリなどのハチドリたちが入れ替わりにやってくるというまさに鳥だらけである。
 夕方、サンホセのホテルに戻る。久しぶりの大きな街が近未来の都市のように感じるのである。

 1月19〜21日:早朝、ホテルを出発してカリブ海側の高地へ向かう。ホダカソウのお花畑にシロエリハチドリ、エンビモリハチドリ、ドウイロハチドリ、ハイバラエメラルドハチドリ、チャイロハチドリ、ミドリトゲオハチドリ、スミレガシラハチドリなどが入れ替わりにやってきてホバリングをする。周囲の樹林にはハイガシラトビ、モモアカハイタカ、ムジボウシインコ、オリーブフウキンチョウ、キゴシミドリフウキンチョウなどの新しい鳥たちが出現する。すると、ホダカソウに紫色をした小型のハチドリがやってきた。ハチドリファン憧れのSnowcap(ワタボウシハチドリ)である。この綿帽子を被った小さなハチドリが旅のフィナーレとなり、午後、サンホセからアメリカ・アトランタへ飛び1泊。翌20日に日本への飛行機に乗り、21日に成田に到着した。
 こんなにも中野さんとお客様がはしゃいでるコスタリカは、やはり、素晴らしく楽しく素敵な憧れの地である確信したのだった。

宮島仁
一般 | No.453 管理人 2010/01/27


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