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『早春の銚子・波崎でカモメと海鳥を楽しもう!』 
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(写真 左から)カナダカモメとオオセグロカモメ、ウミスズメ、ミツユビカモメ、アカエリカイツブリ 撮影:高木信様

【2010年3月1日(月)】

 ツアー直前に発生した地震による影響が、津波警報という形でやってくるとは思ってもいませんでした。前日は深夜まで対応し、警報ならば中止、注意報なら状況を見ながら催行ということでいましたが、23:00には警報が注意報に変わり、出発後の10:00には注意報も解除され、とりあえず一安心となりました。今回の主役は難解なカモメ類ということで、専用チャートを使用し、予習しながらまずは波崎港へ向かいます。

 カモメのツアーは12月にも行い、今回は今シーズン2回目。数が多くいればいいとうものでもないのですが、前回に引き続き今回も見事にイワシ漁の水揚げの日に当たり、漁港内はカモメで溢れかえっています。圧倒されるような数のカモメ類ですが、群れで地面に降りているところに近づき観察を開始します。関東ではセグロカモメ、ウミネコといったあたりが主となるため、この2種の背中の灰色の感覚を覚えることが重要です。また足の色が黄色、嘴が黄色で無斑のカモメ、セグロカモメよりも背中の色が濃いオオセグロカモメ、背中の色が最も薄いレベルで足が赤いユリカモメなどを探していきます。また今日は幼鳥の識別も行い、セグロカモメとオオセグロカモメの全体的な色の違いや、初列風切の色や羽縁の見え方などの違いも見て行きます。1羽1羽で見ていけばわかりやすいのでしょうが、カモメ類が乱舞しているような中では混乱してしまいますから、こういった場合は心の準備も必要でしょう。
 その後はこの群れを離れて漁港内を観察。大量のマガモの群れの中からクロガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリなどを観察し、1羽のウミスズメも発見しましたが、あっという間に見失ってしまいました。波崎港を離れる直前にも再度カモメの群れを観察し、ワシカモメ成鳥、シロカモメなども観察しました。
 やや時間が押しましたが、午後は銚子漁港にやってきました。昼食を食べながら間近で休むミツユビカモメを観察していると、外国人バードウォッチャーさんに話しかけられました。どうやらカナダカモメを見つけたというのです。「見に行きますか?」ということなので、とりあえず言われた場所に行ってみることに。すると確かにカナダカモメはいたのですが、完全に眠ってしまっている様子。後ほど再び来ることにして別の漁港へと向かいます。ここではミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリが勢揃い。すでに夏羽の個体から、まだまだ冬羽の個体までじっくりと観察することができ、幸運なことに漁港内で2羽のウミスズメが元気よく泳ぎまわっていました。双眼鏡でも十分に観察できる距離だったため、可愛らしい姿をじっくりと観察することができ、今日最大の盛り上がりだったように感じました。
 そして最後は再びカモメ観察です。カナダカモメを観察したポイントに向かう途中ではワシカモメ幼鳥を見ることができ、再び訪れたカナダカモメのポイントでは2個体のカナダカモメ成鳥が見られ、他にもシロカモメ、ミツユビカモメなど、おさらい的に全ての種類を見ることができました。それにしてもカナダカモメを見つけるのは至難の業です。まずは背中の灰色の薄い個体を見つけて、足の色や長さ、そして羽繕いをはじめたら初列風切の裏側の色を見ます。確定要素が少ないだけに時間をかけた観察が必要です。
 今シーズン2回目となる銚子・波崎でのカモメ類観察ツアー。今回もカモメ類の大群を観察することができたため、じっくりと時間をかけて観察しなくてはならず、観察には思った以上の時間が必要であると感じました。来年以降も冬から早春にかけてカモメ類を中心に海鳥も観察するツアーを企画して行こうと思いました。皆様お疲れ様でした。

石田光史
一般 | No.463 管理人 2010/03/01


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