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『八重山紀行 石垣島と西表島』
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(写真上段左から)クロウタドリ、ムラサキサギ、ズグロミゾゴイ、インドハッカ
(写真下段左から)シロハラクイナ、カンムリワシ 撮影:藤川重隆様

【2013年4月2日(火)〜5日(金)】

 2日:各地の空港を出発したお客様と那覇空港で合流し、遅い午後に3月7日にオープンしたばかりの石垣新空港に到着した。直ぐにバスに乗り、八重山紀行の始まりである。

 河口に行くと白いクロサギがいた。水田地帯に行くと何故かツアーとなると出なくなるリュウキュウヨシゴイの雄が飛び出し、直ぐに雌も飛び出した。草地に潜む雄を見つけて全員で楽しむ。ムネアカタヒバリのレンガ色の夏羽がみんなの前に出てきた。八重山地方は1月初旬に田植えをするので、この時期にはもう稲が伸びて緑が映えている。そんな中に婚姻色の奇麗なムラサキサギが立っていた。素晴らしい風景の中、まずは八重山三点セットの1種を確認。島を北上して数年前から繁殖しているインドハッカを見る。野生なのか外来なのかという会話が飛び交うが、なかなか見られない鳥なので全員で楽しむ。ホテルへの帰り道に電線に30羽程のカラムクドリがとまっていた。こんな鳥が普通にいるのが八重山地方なのである。
 3日:朝から八重山地方とは思えない冷たい雨の中、バンナ岳に行くと駐車場にイシガキシジュウカラ、イシガキヒヨドリ、リュウキュウキジバト、リュウキュウメジロ、リュウキュウサンショウクイなどの本土のものより体色の濃い亜種がいる。こういう亜種をみるのも八重山地方の楽しみである。雨が強くなったので樹林の見える施設の前で雨宿りをしていると、なんとキンバトがいるではないか。ツアーではなかなか見られない鳥を全員でたっぷりと堪能する。雨が小降りになったので、近くの川や水田でシギ・チドリ類、サギ類、カモ類やシロハラクイナ、シマアカモズ、シロガシラなどを見る。リュウキュウツバメに交じってツバメが飛びまわる。電柱にはカンムリワシが普通にとまっている。あっ、これで八重山三点セットの2種目である。石垣島の西側の岬に向かう途中の水田にクロウタドリがいたが直ぐに隠れてしまう。ハチジョウツグミがいたが赤みが薄いので「ロクジョウツグミだ!」などと冗談が飛ぶ。南側の樹林へ行くとチュウダイズアカアオバトがとまっていて全員でゆっくり見る。すると薄暗い林床でズグロミゾゴイの若鳥が餌を採っていた。これで八重山三点セットの制覇なのだ。外来種のコウライキジとインドクジャクが急激に勢力を伸ばしたようであちこちで見るようになった。
夕方、離島桟橋からフェリーで西表島に行く。ホテルの周辺で夏羽のアカガシラサギをじっくり見る。夕食後にナイトツアーに出発。ホテルのまわりではリュウキュウコノハズクやリュウキュウアオバズクがたくさん鳴いている。近くの森に行くと無数のヤエヤマホタルが幻想的な光をフラッシュしていた。ヤエヤマホタルは今の時期の日没後約1時間程しか光らないのだ。頭上でリュウキュウコノハズクが鳴き出したので懐中電灯で観察する。街中でも簡単にリュウキュウコノハズクが見られるのが八重山地方なのである。
 4日:朝、ホテルの周りにはジョウビタキやアトリといった八重山地方では珍しい鳥がいた。朝食後にバスで西表島のポイントを廻る。西側の集落の小学校へ行くと、校庭でカンムリワシが餌を捕っていた。校庭にカンムリワシがいるなんて信じられないが、ここでは当たり前のことなのだ。ハクセキレイの亜種、シベリアハクセキレイとタイワンハクセキレイがいる。干立集落へ行くとオオクイナが鳴き、リュウキュウキビタキが囀り、ズグロミゾゴイの夫婦が樹上でラブラブしている。どうも、そこで巣を造るらしく、慌てて撤収する。カンムリワシがあちこちの電柱に普通にいる。気温がぐんぐん上がりやっと八重山地方らしい天気になる。牧場に行くとツバメチドリや夏羽のノビタキがいた。カンムリワシやサシバに混ざって飛ぶ猛禽類がいる。なんとオオタカだ。八重山地方ではかなり珍しく西表島では初めて見たのだ。さらにハイタカやチョウゲンボウも飛ぶ。リュウキュウツバメ、リュウキュウキジバト、リュウキュウサンショウクイ、イシガキヒヨドリ、イシガキシジュウカラ、リュウキュウメジロ、オサハシブトガラスといった琉球列島や八重山地方の固有亜種が次々に出現し、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ビンズイ、ムネアカタヒバリ、マヒワといった冬鳥も出現し、夏鳥のリュウキュウアカショウビンもあちこちで鳴いている。シロハラクイナが走り、リュウキュウイノシシも走る。クロウタドリの綺麗な雄を見つけて全員でじっくりと堪能する。ホテルへの帰り道は島中のカンムリワシが全員出てきたのではないかという数で30個体程を見ながら帰ったのである。
 5日:まだ薄暗いうちからホテルの周りで鳥を見る。リュウキュウコノハズクやズグロミゾゴイの声が黎明の中でイシガキシジュウカラやリュウキュウメジロの囀りに代わっていく。リュウキュウキビタキが囀っていたので口笛を吹くと雄の若鳥が面倒な顔をして飛んできた。八重山地方の固有亜種に交じってシロハラやアカハラもぐぜっている。そして、最後に朝陽をさんさん浴びながらとまっているアカガシラサギの美しい夏羽を全員でじっくりと堪能して、八重山紀行は終わったのである。

宮島仁
一般 | No.707 管理人 2013/04/02


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