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第二十六回 野生の王国!ボルネオ (9月14日)
 8月は野鳥を探すのが難しく、ツアーもほとんどなかった。正に夏休み状態。息子たちと過ごす時間も長く、ツアーが忙しい時期は顔すら見る時間もないので、これで帳尻があっただろうか。9月に入り、再びツアーが少しずつ増えてくる。私にとっては、この9月が年度替わりのように感じる。そして最初のツアーが、なんとマレーシアのボルネオ島、いきなり海外ツアーからの始まりである。
 さて今回のボルネオは、タビンという野生動物保護区、そしてキナバル山の麓の森林地帯、主に2ケ所での探鳥がメインとなる。タビンにはカニクイザル、ブタオザル、オナガザルなどの野生のサルが豊富。中でも人気が高いのは、もちろんオラウータン。今回も2回ほど見ることができ、そのうち1回は、宿泊地のキャビンの目の前で見ることができたことは嬉しかった。オラウータンは毎夜、寝床を変更するようで、あちらこちらの木の上部に古い寝床跡があった。そして今回、運良くキャビン近くの木に寝床を作ってくれたのである。鳥はというと、先ずはサイチョウ類を挙げなければならないだろう。タビンの森にはサイチョウ、キタカササギサイチョウ、ムジサイチョウなど8種類のサイチョウ類が生息している。熱心な現地ガイドさんのおかげで、もちろんチラッとしか見ることができなかったサイチョウ類もいたが、全てのサイチョウ類を見ることができた。ガイドさんがサイチョウ以上にこだわっていたのがヤイロチョウ類だ。ボルネオには固有種のヤイロチョウが3種類も生息している。その3種類すべてがタビンの森に棲んでいる。毎日毎日必死に探すが、やはりヤイロチョウ類は難しい。声はすれども姿は見えずである。タビンでの最終日、ようやく1種類発見。今回3種類の中の1種類しか見られなかったが、その美しさに感動であった。その他、世界最大のキツツキと言われるボウシゲラ、森に棲むカワセミ類カザリショウビン、アオヒゲショウビン。そしてヒロハシ類、タイヨウチョウ類、ヒヨドリ類、チメドリ類など90種類を超す野鳥に出合ってきた。あっ、そうそう!ナイトウォッチングも楽しかった。キャビン近くを流れる小川で魚を獲るマレーウオミミズク、20cmと小さなスンダガマグチヨタカ、枝で寝るミズオオトカゲ、夜道を徘徊するベンガルヤマネコ、一本の木に集まるツノゼミなどを見てきたが、何よりびっくりしたのは、それらを見つけるガイドさんの能力の高さだ。よくもあれが見えるものだ!感心しきりであった。
 タビンを後にして次に向かったのは、ボルネオ島の最高峰キナバル山の麓に広がる森林地帯。キナバル山は世界遺産に登録されており、毎日登山客が絶えない。朝から次々と登山客がやって来る風景は富士山と同じである。さてここでは赤い鳥が目につく。ボルネオムネアカハナドリ、ベニタイヨウチョウ、ヒイロサンショウクイ。最も出合いたかった赤い鳥はキヌバネドリの仲間であったが、今回は残念ながらそのチャンスは訪れなかった。ウグイスの仲間、チメドリの仲間など地味な小鳥も多かったが皆魅力的だ。歓声が上がったのはアイイロヒタキだ。青系統の鳥、それも目のかわいいヒタキ類とくれば当然である。アオ、コン、アイ、ルリ。青系統の色を少しの違いで色分けする日本人の感性の高さがうかがわれる。逆に、コタ・キナバルの町からほど近い公園にインコがいた。その名はコオオハナインコモドキ。インコなのにインコモドキである。モドキと名が付く鳥はたくさんいる。日本人は感性が高いのだから、もう少し気の利いた名がなかったのか!といつも思ってしまうのである。
 さて、ボルネオでたくさんの野鳥、動物に出合ってきたが、タビンの野生動物保護区に入る手前は、広大に森が伐採されアブラヤシの苗木が整然と植えられてあった。キナバル山の入り口は人家が立ち並び、その周辺は木が一本もない草地と化していた。ボルネオは日本の夏鳥がたくさん越冬している地であり、夏鳥が少なくなるのもうなずける状況であった。ボルネオの人にはボルネオの生活があり、観光で訪れている我々がとやかく言える立場ではない。我々も山を切り開いて住んでいるのだから。しかし、どうにかならないのだるか。そんな思いも強くして日本に帰ってきた。


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〔據垢鯏舛錣辰栃發オラウータン
▲汽ぅ船腑ξ爐涼罎悩任睫椶鬚劼い織坤哀蹈汽ぅ船腑
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シックなシロクロサイチョウは魔法使いのおばあさん似
ぅ織咼鵑凌后ヤイロチョウを探す
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イ笋辰判于颪┐織坤▲ヤイロチョウに感激
Εビワヒロハシ。東南アジアの森ではヒロハシ類はお馴染みさん
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猛禽類も豊富。警戒心が薄かったウォーレスクマタカ
┥川で魚を探すマレーウオミミズク
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草陰で隠れるベンガルヤマネコ。ガイドの目によって発見
キナバル山と麓の森林地帯
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赤い鳥がよく目についたが、その一つベニタイヨウチョウ
赤い木の実を食べにやってきたアイイロヒタキ
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コオオハナインコモドキ。モドキを取ってあげたい

日記   2018/09/19(Wed) 09:32:59

第二十五回 昆虫を求めて供 8月31日)
 朝晩がめっきり涼しくなり、ひところよりだいぶ過ごしやすくなってきた。蝉の声は少なくなり、代わってコオロギの音が増え、夕方にはアオマツムシの音が騒がしい。一歩ずつ秋が近づいていることを感じる。
 前回、ヤブガラシの花の蜜を吸いに集まる昆虫を中心に紹介してきた。未だにヤブガラシの花にはたくさんの昆虫が集まっているが、この時期、ヤブガラシと並んでニラの花も昆虫をよく集める。近所の家庭菜園用の畑にはニラの小道ができている。菜園を楽しんでいるおじさん、おばさんに挨拶しながらニラの小道へと足を運ぶ。ヤブガラシと同じく、最も目につくのはイチモンジセセリとヤマトシジミだ。時に追いかけっこをしながら花の蜜を吸っている。あっ、オレンジ色のシジミチョウ。珍しくはないがベニシジミはニラの白い花によく似合う。アブ・ハエの仲間もよく集まっている。その中で最も目につくのはナミハナアブ。このアブもいろいろな花でよく見かける。いつも数は少ないが胴体がオレンジ色の帯があるアブはよく目立ち目が奪われる。図鑑で調べるとオオハナアブという名だ。昆虫を見ようと思わなかったら、このアブのことは一生知らずに過ごしていただろう。
 コアオハナムグリ、シロオビノメイガはお馴染みさん。コアオハナムグリは人が近づこうが、スズメバチが来ようが、動かずひたすら蜜を吸っている。シロオビノメイガは人が通るたびに飛び出し、花から花へ、また隣の草へ移動する。蜜を吸い終わった後、茎などで休んでいて、脇を通るたびに飛び出し、その数の多さにびっくりする。カメムシの仲間もよく集まっている。写真を撮り、家に帰ってから調べてみると、カメムシは成長段階で色や模様が変化する種類が多いことにびっくりし、調べるのに苦労させられる。すぐに分かったのが、このブチヒゲカメムシだ。名前の通りひげ状の触角がブチ模様になっているが、それよりも体色が美しいのに魅かれてしまう。
 ハチの仲間では、やはりこの時期はハラナガツチバチがよく目立つ。胴体が細い黒いハチが飛んで来た。ジガバチである。図鑑を見るとサトジガバチ、ヤマジガバチ、ミカドジカバチとそっくりなジガバチが載っている。私にはその違いが分からず、そのままジガバチとした。
 昆虫が集まるところには蜘蛛がいる。ここにもナガコガネグモの巣があったが、そのナガコガネグモを運んでいるハチを見つけた。調べてみたらベッコウクモバチという名であった。クモを専門に狩るハチもいるのか!と、自然界の複雑さ、面白さを感じた。
 さて9月に入ると、野鳥たちの渡りのシーズンだ。しかし秋は昆虫がますます目につくシーズンだ。猛暑も過ぎ、鳥だ!昆虫だ!と、益々忙しくなりそうだ。


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.縫蕕硫屬咲く小道
△海了期、最も目にするイチモンジセセリ
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ベニシジミ、白い花にオレンジの色がよく似合う
ぅ▲屬涼膣屬任郎任皀櫂團絅蕁爾、ナミハナアブ
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ス色とオレンジ色のコントラストが美しいオオハナアブ
Δ馴染みさんのコアオハナムグリ
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Г海舛蕕發馴染みさん、シロオビノメイガ
体の模様が美しいブチヒゲカメムシ
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ジガバチ。似ている種類が多く、正式名称が不明
ナガコガネグモを運ぶベッコウクモバチ

日記   2018/09/05(Wed) 10:03:22

第二十四回 昆虫を求めて (8月20日)
 8月、繁殖が終わり野鳥の姿が見づらくなる。時折ウグイスのさえずりが聞かれ、少数のツバメが飛び交うのが見られる程度だ。干潟にでも行けば渡りが始まったシギやチドリの姿が見られるかもしれないが、こう暑いと外へ出かける気力も薄れてしまう。やはり8月は、家の周辺を散歩しながら昆虫を求めるのがよさそうだ。
 昆虫を集めるヤブガラシがあちらこちらで花を咲かせている。この暑さで例年より昆虫が少ないようだが、暑さに関係なくイチモンジセセリやコアオハナムグリの姿は目立つ。多く感じたのはサビキコリだ。名の通り、体表が錆びついたような感じを受けるコメツキムシの仲間だ。一度に3匹も4匹も見かけることもあった。お盆の終盤から一気に秋めき、さわやかな天気が続く。昆虫の姿も一気に増え、ハチの仲間、アブの仲間、数種類のチョウの姿も見られるようになってきた。イチモンジセセリは追いかけっこをし、マメコガネは交尾中。スズメバチの仲間は他の昆虫を捕獲しようとしているのか飛び回り、昆虫が集まる場所には決まってクモが存在するものだ。こうなると写真を撮るのも忙しくなるが、昆虫の専門家ではないので撮影した後、名前を調べるのが一苦労する。苦労しても名前のわからないものがあり、名無しの権兵衛の写真が増えてくる。しかし、図鑑やネットで名前を調べていると、こんな昆虫がいるのか!と驚いたり、感激したりするのもまた楽しいのである。
 一通りヤブガラシの周辺を見て回り、その他、どこかに昆虫はいないかとうろうろする。我が家の周辺は家庭菜園用の畑が広がっているため、それほど苦労なく昆虫が見つかる。カボチャの葉の上ではオレンジ色をした小さなハムシ、ウリハムシがうごめく。正面から見ると何ともかわいらしい。クワの葉の上にいるハエトリグモの仲間、ネコハエトリを見つけた。ハエトリグモの仲間も正面顔が可愛い。地上にはバッタの仲間がいるが、近づいた時に飛んで逃げる姿で初めて気が付くのである。この時期はクルマバッタモドキが多く、茶色い個体は本当に土色で見つけづらい。このバッタも正面から撮影。かわいいとは言えないが、私と同じ年代であれば仮面ライダーを思い出すだろう。
 昆虫探しで散歩するとき、しばしば息子を連れだす。目線が違うため、私には見つからない昆虫を見つけ出してくれるからだ。昨日もイラクサが繁茂する場所を歩いていると、白黒のゾウムシを見つけてくれた。実はこのイラクサは、フクラスズメというガの幼虫の食草で、人間が近づくと頭を振って威嚇するのである。色はオレンジと黒で美しく、威嚇する行動が面白いので、息子も必ず行きたがる場所なのである。しかし息子も既に中学1年生。いつまで私について来てくれるのか、この夏が最後かもしれない。
 これからニラの白い花が、どんどん花を咲かせる。この白い花も昆虫をたくさん集めてくれる。昆虫もこれから増えてくる。昆虫を求める散歩も、益々楽しくなりそうだ。

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,海硫討和燭目につくサビキコリ
交尾中のマメコガネ
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N辰靴なったらハチが増えてきた、コアシナガバチ
ぅロバネツリアブ。アブの仲間もヤブガラシに集まって来る。
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ゥ淵コガネグモの幼体。秋の産卵時期まで、ここでたくさんの獲物を食べることだろう
正面顔が可愛いウリハムシ
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Щ笋梁膵イなクモの一つネコハエトリ
┣礁魅薀ぅ澄爾鮖廚そ个好ルマバッタモドキの正面顔
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息子が見つけてくれたオジロアシナガゾウムシ

日記   2018/08/22(Wed) 09:38:55

第二十三回 マレーシアへ (7月27日)
 ワイバードは7月決算、8月から第16期が始まる。ということで今期最後の海外はマレーシアとなった。5泊6日のマレーシアツアーだが、探鳥は実質4日間。クアラルンプール周辺の公園や熱帯雨林、そしてフレーザーズヒルなどの高原を巡り探鳥をする。今回は鳥との出合いがとても良く、心に残る出合いがたくさんあった。
 フレーザーズヒルでは、タテジマクモカリドリ、オナガウタイチメドリ、ゴシキソウシチョウといった野鳥の出迎えを受ける。到着し、先ずはトイレと思い車を止めた場所にブラシの木があり、その花の蜜を吸いに来ていたのである。他の場所を巡ると、シジュウカラの仲間のサルタンガラが数羽の群れで忙しく活動していた。久しぶりに出合ったサルタンガラ、それも今までの中で一番近い距離で見られたことに興奮。翌日には、早朝からズアカキヌバネドリがスマホでも撮影できるほどの距離で、固有種のマレーシアミヤマテッケイや美しいカラスの仲間ヘキサン、ヒイロサンショウクイやベニサンショウクイなど綺麗どころの出合いも心に残った。
 私は東南アジアを訪れたら是非見てみたい鳥というものがある。それは、くちばしが他の鳥に比べると幅が広く、ヒロハシと呼ばれるグループの鳥だ。マレーシアでは毎回1種類のヒロハシに出合っていたが、今回は何と3種類のヒロハシに出合うことができ感激した。クアラルンプール郊外の林では全身がこげ茶色をしたガマヒロハシと表情が可愛いクビワヒロハシ、フレーザーズヒルでは鳴き声に特徴があるオナガヒロハシだ。特にオナガヒロハシには常々見たいと思っていただけに感激もひとしおであった。
 マレーシアの野鳥は標高差で棲み分けをしているため、標高を変えればフレーザーズヒルとは異なった野鳥に出合える。ヒロハシ類もそんな野鳥といえる。その他に印象に残ったのはアカコクジャクというキジの仲間。ペアーで現れ、突然雄が翼を広げ求愛をし始めたのには驚いた。アカコクジャクと一緒に現れたアカチャシャコも実に美しい鳥だ。クアラルンプール郊外の林ではオレンジハナドリという小さな鳥が頻繁に姿を現し、モモグロヒメハヤブサという16cmほどの小さなハヤブサも、頻繁に見られたことも珍しかった。胸がピンク色のコアオバト、珍しいハトではないが久しぶりに近くで見られたのは嬉しかった。
 公害の林の中に流れる小さな沢。そこには今回のツアーの目的の一つであったセアカミツユビカワセミが棲んでいる。現場に到着すると、既に数人の現地のカメラマンがセアカミツユビカワセミを待ち構えていた。沢には杖のような棒杭と細い枝が刺してあり、棒杭の下にはバケツらしきものがあった。カワセミ類は何処も餌付けが主流だ。30分くらい待っただろうか、突然セアカミツユビカワセミが飛んで来た。さて、バケツにはどんな餌が入っているのだろう?と興味を持ちながら見ていると、棒杭の上をつつき始めた。何をやっているのだろうと思っていたら、棒杭の窪みに大量のミルワーム。そのミルワームをつまんでは食べ、つまんでは食べ。カワセミ類がミルワームに餌付いていることにびっくりした。見られた嬉しさとともに、ミルワームを食べる姿にがっかりもさせられ、複雑な気持ちでその場を去ることとなった。
 マレーシアのツアーは度々行われていたが、今回のコースは初めてのコース。初めてのコースとしては上々の出合いができたと思う。このツアーが定着するよう、今後も現地ガイドの方と綿密な打ち合わせをしていこう。

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.屮薀靴硫屬量を吸いに来たタテジマクモカリドリ
⊃裕い高い色鮮やかなゴシキソウシチョウ
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6甬離で出合え感激、ズアカキヌバネドリ
ぅ劵ぅ蹈汽鵐轡腑Εイ、東南アジアは色鮮やかな鳥が多い
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ド従陲可愛いクビワヒロハシ
Ε泪譟璽轡△旅馗灰▲エリキヌバネドリ
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Д▲コクジャクの求愛行動
┘クイタダキより小さいオレンジハナドリ
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久しぶりに近くでご対面コアオバト
今回の目的であったセアカミツユビカワセミ


日記   2018/08/10(Fri) 11:48:15

第二十二回 台風再び (7月14日)
 北海道のツアーが終わり、次に向かったのは沖縄県だ。沖縄本島ではアジサシ類の繁殖する島に渡り、宮古島ではアカショウビンやサンコウチョウなどを撮影しようとするツアーである。このツアーも好評を頂き2本催行されることになった。しかし北海道で台風に合った直後というのに、沖縄に行く前から台風8号が発生しツアー自体が危ぶまれたが、日程通りツアーを行うことができたのは幸運だった。だが、1本目はさすがに台風の影響をもろに受けてしまい、本島ではアジサシ類の繁殖する島に渡ることができず、宮古島では台風直撃。宮古島が台風の目に入るという経験をしたが、ほぼ丸々一日ホテルに缶詰めにされ貴重な一日を奪われてしまった。
 だが女神は私たちを見放さなかった。島に渡れず急きょ寄った公園ではアオバズクが迎え、アカショウビンの鳴き声、飛翔姿を確認。更にもう一か所寄った公園ではツミの親子にも巡り合え、抱卵中のズアカアオバトまで見ることができた。翌日には行程通りの瀬長島へ向かいクロサギを追いかけ、目の前ではコバルトブルーの海へダイビングするコアジサシを何度も見られた。捨てる神あれば拾う神もいるものである。宮古島に渡り、台風が直撃する前にやれるだけのことをやろうとエリグロアジサシのコロニーを訪ね、アカショウビンを狙い、夕方にはリュウキュウコノハズクを狙った。残念ながら、アカショウビンは現れたが撮影条件が良くなかった。翌早朝はミフウズラを狙う。今年はミフウズラの出現がよく、逃げ足は速かったが何とか物にすることができ、その後は台風が通り過ぎるのをひたすら待った。
 いよいよ1本目の最終日。昨日の台風でミフウズラ以外は何にもできなかった。アカショウビンもまだ撮影できていない。アカショウビンが狙えるところは!と車を走らせると、普段ほとんど水が流れていないところが川のようになっており、ここは!と思い少し待っているとアカショウビンが現れた。幸い、昨日の台風で林の小枝が折れ林が明るくなっていた。更に幸いしたのが巣立ったヒナの姿を見つけ、その他にも声がする。セミやカエルをとらえては枝に止まり、そしてヒナのもとへ。時間の許す限り、アカショウビンに没頭した。しかし、これがガイドの性か、もう一つ何かないかな!と、空港に向かう途中だったので、以前アオバズクを見た場所に立ち寄ってみた。すると3羽のヒナを連れたアオバズクの親子が松の枝に。1羽は少し離れていたが、一枝に4羽が並んでいるシーンに遭遇でき、おまけが増えた。台風の影響を受けたが、1本目はアオバズクに始まり、アオバズクに終わった。そのようなツアーであった。
 次の班は、それこそ台風一過。連日天気も良く、たっぷり時間をかけ撮影に臨むことができた。アカショウビンはもちろん、サンコウチョウも撮影でき、本当のアジサシ類の繁殖する島にも渡ることができた。昨年はエグロアジサシがそこそこに、ベニアジサシは1つがい、マミジロアジサシが2つがいの寂しい数であったが、今年はベニアジサシが何十羽と数が多く、まさにコロニーと呼ぶにふさわしい数だった。マミジロアジサシも昨年とは比べ物にならない数。昨年は不作だったが、今年は豊作。アジサシ類の適期も難しいものである。それにしても1本目の方たちが渡れなかったことは、この風景を見て本当に残念に思うのであった。
 来年も7月にツアーが行われる。どうか、どうか台風に出合うことがないように!今から祈るばかりである。

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ゝ泙ょ訪れた公園でアオバズクの出迎えを受ける
▲張澆離劵福伸びをしたり枝をつついたり、やんちゃの盛りである。
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瀬長島名物クロサギの舞い
ぅ灰▲献汽靴鰐椶冒阿妊瀬ぅ咼鵐
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1本目、最終日にようやくアカショウビンをゲット
1本目も2本目も、今年はミフウズラの出現が良かった
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Д▲バズクの親子のおまけつき
┻楔電腓離螢絅Εュウコノハズクはお馴染みさん
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時間に余裕があればサンコウチョウに出合えるチャンスが広がる
今年はベニアジサシが本当に多かった


日記   2018/08/06(Mon) 11:41:10

第二十一回 梅雨の北海道へ (7月5日)
 海外ツアーが一通り終わり、次は国内・北海道と宮古島のツアーだ。北海道ではオホーツク海沿岸に点在する原生花園を巡り、花がらみの写真を撮ろうというツアーと恒例のサロベツ・天売・大雪山を巡るツアーの2本立てである。6月は、本州が梅雨真っ盛り。そんなどんよりした天気から離れ、梅雨のない北海道で鳥を見ようというのが本来の目的であったが、もう何年前からだろうか!6月の北海道は天気が悪く、まさに梅雨に入ったような天気が続く。昨年も5日間の日程で、3日も雨に降られた。今回は、撮影を目的としたツアーでは、曇りベースで雨は降ったが、それほど影響するような雨ではなく、順調に撮影をこなしてきた。しかし、次の天売島などを巡るツアーでは雨降りが中心。更に最終日には台風7号が接近するという最悪の天候になってしまった。強風のため旭岳のロープーウェイには乗ることができなかったが、それでも天売島には渡ることができ、最低限のバードウォッチングはできたのではないだろうか。
 さてオホーツクの原生花園では、6月に霜が降りるような寒い日が続いたようで、花が枯れ、いつもの賑わいはなかった。この時期いつもなら、ノビタキのヒナが飛び交っているところなのだが、そのヒナをほとんど見ることがなかった。それでもサロベツではホオアカ、ベニヤではベニマシコ。今年はベニマシコが多く、どの原生花園でもベニマシコに遭遇、撮影することができた。シブノツナイではコヨシキリやノゴマ、ワッカではマキノセンニュウやシマセンニュウも撮影できたが、今年はカッコウが目の前を頻繁に飛び、時には近くの木に止まってもくれた。原生花園での撮影は、花の状況や鳥たちのソングポストがどこになるのかで、撮影状況が大きく変わる。同じ時期に訪れても、毎回条件が変わる。だからこそ、毎年のように訪れたくなるのだろう。
 天売島などを巡るツアーでは、最初に訪れたのがサロベツ原野。狙いはシマアオジであったが、撮影の旅では1羽を確認していたのだが、鳴き声すらなく、残念ながら出合うことができなかった。シマアオジは年々条件が悪くなり、本当に日本から姿を消してしまうのではないかと心配である。シマアオジには出合えなかったが、それを補ってくれたのがオオジシギだ。何度も何度も ‘ズビャクズビャク’と鳴き‘ザザザ・・・’と大きな羽音を出しながら我々の頭上に急降下してきた。そのたびに‘おおお・!’と歓声が上がった。台風の影響で天売島に渡れるのかどうか心配であったが、無事に渡れ、翌日には羽幌へ戻ることができ安心した。次の日には終日欠航だったので、1日違っていたら大変な目に合っていた。さて天売島でのメインは漁船からの海鳥観察。漁船は11人乗り。2班に分けての乗船。現地のガイドが案内するため、私は丘組を担当。そのため漁船からどのような鳥が、どのようなシーンで見られたのかわからなかったが、今年はフルマカモメが非常に多く、こんな数のフルマカモメを見たのは初めてだ!とガイドの方は行っていた。私は丘に残った皆さんとウミネコのコロニーを見たり、海上を飛ぶウトウやケイマフリを見ながら楽しんでいた。ウミネコは久しぶりに繁殖が成功。今までは烏やオオセグロカモメたちによって、ほぼ全滅状態。コロニーの場所を変え、ようやくたくさんのヒナが育ったようであった。ケイマフリは右から左へと、魚をくわえ飛んでいく個体が次から次と。順調にヒナが育っていることを教えてくれる。ケイマフリもウミガラス同様、数を減らした鳥である。ウミガラスは少なからずも徐々に数を増やしているようであるが、ケイマフリも頑張ってほしいものである。
 6月の北海道はさわやかな気候というのは、もう昔の話になってしまうのだろうか。このような気候でも、原生花園の花の時期は6月下旬から7月上旬。やはりこの時期に北海道へ渡らなければならないだろう。何とか昔のように、6月は梅雨のない北海道であってほしいものである。

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.曠謄訌阿亮農犬捻造鮹気好▲ゲラ
∈Gは何回も撮影チャンスが訪れたベニマシコ
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Aにやられなかったコバイケイソウの上でさえずるホオアカ
い気に入りのソングポストでさえずるコヨシキリ
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イい弔盡亀い淵離乾
Εッコウを追い払うノビタキ
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突然現れたシマリスに感激
頭上を鳴きながら飛ぶオオジシギ
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今年は繁殖大成功のウミネコ
魚をくわえ巣へ向かうケイマフリ

日記   2018/08/01(Wed) 10:00:08

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