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第二十三回 マレーシアへ (7月27日)
 ワイバードは7月決算、8月から第16期が始まる。ということで今期最後の海外はマレーシアとなった。5泊6日のマレーシアツアーだが、探鳥は実質4日間。クアラルンプール周辺の公園や熱帯雨林、そしてフレーザーズヒルなどの高原を巡り探鳥をする。今回は鳥との出合いがとても良く、心に残る出合いがたくさんあった。
 フレーザーズヒルでは、タテジマクモカリドリ、オナガウタイチメドリ、ゴシキソウシチョウといった野鳥の出迎えを受ける。到着し、先ずはトイレと思い車を止めた場所にブラシの木があり、その花の蜜を吸いに来ていたのである。他の場所を巡ると、シジュウカラの仲間のサルタンガラが数羽の群れで忙しく活動していた。久しぶりに出合ったサルタンガラ、それも今までの中で一番近い距離で見られたことに興奮。翌日には、早朝からズアカキヌバネドリがスマホでも撮影できるほどの距離で、固有種のマレーシアミヤマテッケイや美しいカラスの仲間ヘキサン、ヒイロサンショウクイやベニサンショウクイなど綺麗どころの出合いも心に残った。
 私は東南アジアを訪れたら是非見てみたい鳥というものがある。それは、くちばしが他の鳥に比べると幅が広く、ヒロハシと呼ばれるグループの鳥だ。マレーシアでは毎回1種類のヒロハシに出合っていたが、今回は何と3種類のヒロハシに出合うことができ感激した。クアラルンプール郊外の林では全身がこげ茶色をしたガマヒロハシと表情が可愛いクビワヒロハシ、フレーザーズヒルでは鳴き声に特徴があるオナガヒロハシだ。特にオナガヒロハシには常々見たいと思っていただけに感激もひとしおであった。
 マレーシアの野鳥は標高差で棲み分けをしているため、標高を変えればフレーザーズヒルとは異なった野鳥に出合える。ヒロハシ類もそんな野鳥といえる。その他に印象に残ったのはアカコクジャクというキジの仲間。ペアーで現れ、突然雄が翼を広げ求愛をし始めたのには驚いた。アカコクジャクと一緒に現れたアカチャシャコも実に美しい鳥だ。クアラルンプール郊外の林ではオレンジハナドリという小さな鳥が頻繁に姿を現し、モモグロヒメハヤブサという16cmほどの小さなハヤブサも、頻繁に見られたことも珍しかった。胸がピンク色のコアオバト、珍しいハトではないが久しぶりに近くで見られたのは嬉しかった。
 公害の林の中に流れる小さな沢。そこには今回のツアーの目的の一つであったセアカミツユビカワセミが棲んでいる。現場に到着すると、既に数人の現地のカメラマンがセアカミツユビカワセミを待ち構えていた。沢には杖のような棒杭と細い枝が刺してあり、棒杭の下にはバケツらしきものがあった。カワセミ類は何処も餌付けが主流だ。30分くらい待っただろうか、突然セアカミツユビカワセミが飛んで来た。さて、バケツにはどんな餌が入っているのだろう?と興味を持ちながら見ていると、棒杭の上をつつき始めた。何をやっているのだろうと思っていたら、棒杭の窪みに大量のミルワーム。そのミルワームをつまんでは食べ、つまんでは食べ。カワセミ類がミルワームに餌付いていることにびっくりした。見られた嬉しさとともに、ミルワームを食べる姿にがっかりもさせられ、複雑な気持ちでその場を去ることとなった。
 マレーシアのツアーは度々行われていたが、今回のコースは初めてのコース。初めてのコースとしては上々の出合いができたと思う。このツアーが定着するよう、今後も現地ガイドの方と綿密な打ち合わせをしていこう。

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.屮薀靴硫屬量を吸いに来たタテジマクモカリドリ
⊃裕い高い色鮮やかなゴシキソウシチョウ
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6甬離で出合え感激、ズアカキヌバネドリ
ぅ劵ぅ蹈汽鵐轡腑Εイ、東南アジアは色鮮やかな鳥が多い
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ド従陲可愛いクビワヒロハシ
Ε泪譟璽轡△旅馗灰▲エリキヌバネドリ
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Д▲コクジャクの求愛行動
┘クイタダキより小さいオレンジハナドリ
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久しぶりに近くでご対面コアオバト
今回の目的であったセアカミツユビカワセミ


日記   2018/08/10(Fri) 11:48:15

第二十二回 台風再び (7月14日)
 北海道のツアーが終わり、次に向かったのは沖縄県だ。沖縄本島ではアジサシ類の繁殖する島に渡り、宮古島ではアカショウビンやサンコウチョウなどを撮影しようとするツアーである。このツアーも好評を頂き2本催行されることになった。しかし北海道で台風に合った直後というのに、沖縄に行く前から台風8号が発生しツアー自体が危ぶまれたが、日程通りツアーを行うことができたのは幸運だった。だが、1本目はさすがに台風の影響をもろに受けてしまい、本島ではアジサシ類の繁殖する島に渡ることができず、宮古島では台風直撃。宮古島が台風の目に入るという経験をしたが、ほぼ丸々一日ホテルに缶詰めにされ貴重な一日を奪われてしまった。
 だが女神は私たちを見放さなかった。島に渡れず急きょ寄った公園ではアオバズクが迎え、アカショウビンの鳴き声、飛翔姿を確認。更にもう一か所寄った公園ではツミの親子にも巡り合え、抱卵中のズアカアオバトまで見ることができた。翌日には行程通りの瀬長島へ向かいクロサギを追いかけ、目の前ではコバルトブルーの海へダイビングするコアジサシを何度も見られた。捨てる神あれば拾う神もいるものである。宮古島に渡り、台風が直撃する前にやれるだけのことをやろうとエリグロアジサシのコロニーを訪ね、アカショウビンを狙い、夕方にはリュウキュウコノハズクを狙った。残念ながら、アカショウビンは現れたが撮影条件が良くなかった。翌早朝はミフウズラを狙う。今年はミフウズラの出現がよく、逃げ足は速かったが何とか物にすることができ、その後は台風が通り過ぎるのをひたすら待った。
 いよいよ1本目の最終日。昨日の台風でミフウズラ以外は何にもできなかった。アカショウビンもまだ撮影できていない。アカショウビンが狙えるところは!と車を走らせると、普段ほとんど水が流れていないところが川のようになっており、ここは!と思い少し待っているとアカショウビンが現れた。幸い、昨日の台風で林の小枝が折れ林が明るくなっていた。更に幸いしたのが巣立ったヒナの姿を見つけ、その他にも声がする。セミやカエルをとらえては枝に止まり、そしてヒナのもとへ。時間の許す限り、アカショウビンに没頭した。しかし、これがガイドの性か、もう一つ何かないかな!と、空港に向かう途中だったので、以前アオバズクを見た場所に立ち寄ってみた。すると3羽のヒナを連れたアオバズクの親子が松の枝に。1羽は少し離れていたが、一枝に4羽が並んでいるシーンに遭遇でき、おまけが増えた。台風の影響を受けたが、1本目はアオバズクに始まり、アオバズクに終わった。そのようなツアーであった。
 次の班は、それこそ台風一過。連日天気も良く、たっぷり時間をかけ撮影に臨むことができた。アカショウビンはもちろん、サンコウチョウも撮影でき、本当のアジサシ類の繁殖する島にも渡ることができた。昨年はエグロアジサシがそこそこに、ベニアジサシは1つがい、マミジロアジサシが2つがいの寂しい数であったが、今年はベニアジサシが何十羽と数が多く、まさにコロニーと呼ぶにふさわしい数だった。マミジロアジサシも昨年とは比べ物にならない数。昨年は不作だったが、今年は豊作。アジサシ類の適期も難しいものである。それにしても1本目の方たちが渡れなかったことは、この風景を見て本当に残念に思うのであった。
 来年も7月にツアーが行われる。どうか、どうか台風に出合うことがないように!今から祈るばかりである。

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ゝ泙ょ訪れた公園でアオバズクの出迎えを受ける
▲張澆離劵福伸びをしたり枝をつついたり、やんちゃの盛りである。
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瀬長島名物クロサギの舞い
ぅ灰▲献汽靴鰐椶冒阿妊瀬ぅ咼鵐
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1本目、最終日にようやくアカショウビンをゲット
1本目も2本目も、今年はミフウズラの出現が良かった
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Д▲バズクの親子のおまけつき
┻楔電腓離螢絅Εュウコノハズクはお馴染みさん
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時間に余裕があればサンコウチョウに出合えるチャンスが広がる
今年はベニアジサシが本当に多かった


日記   2018/08/06(Mon) 11:41:10

第二十一回 梅雨の北海道へ (7月5日)
 海外ツアーが一通り終わり、次は国内・北海道と宮古島のツアーだ。北海道ではオホーツク海沿岸に点在する原生花園を巡り、花がらみの写真を撮ろうというツアーと恒例のサロベツ・天売・大雪山を巡るツアーの2本立てである。6月は、本州が梅雨真っ盛り。そんなどんよりした天気から離れ、梅雨のない北海道で鳥を見ようというのが本来の目的であったが、もう何年前からだろうか!6月の北海道は天気が悪く、まさに梅雨に入ったような天気が続く。昨年も5日間の日程で、3日も雨に降られた。今回は、撮影を目的としたツアーでは、曇りベースで雨は降ったが、それほど影響するような雨ではなく、順調に撮影をこなしてきた。しかし、次の天売島などを巡るツアーでは雨降りが中心。更に最終日には台風7号が接近するという最悪の天候になってしまった。強風のため旭岳のロープーウェイには乗ることができなかったが、それでも天売島には渡ることができ、最低限のバードウォッチングはできたのではないだろうか。
 さてオホーツクの原生花園では、6月に霜が降りるような寒い日が続いたようで、花が枯れ、いつもの賑わいはなかった。この時期いつもなら、ノビタキのヒナが飛び交っているところなのだが、そのヒナをほとんど見ることがなかった。それでもサロベツではホオアカ、ベニヤではベニマシコ。今年はベニマシコが多く、どの原生花園でもベニマシコに遭遇、撮影することができた。シブノツナイではコヨシキリやノゴマ、ワッカではマキノセンニュウやシマセンニュウも撮影できたが、今年はカッコウが目の前を頻繁に飛び、時には近くの木に止まってもくれた。原生花園での撮影は、花の状況や鳥たちのソングポストがどこになるのかで、撮影状況が大きく変わる。同じ時期に訪れても、毎回条件が変わる。だからこそ、毎年のように訪れたくなるのだろう。
 天売島などを巡るツアーでは、最初に訪れたのがサロベツ原野。狙いはシマアオジであったが、撮影の旅では1羽を確認していたのだが、鳴き声すらなく、残念ながら出合うことができなかった。シマアオジは年々条件が悪くなり、本当に日本から姿を消してしまうのではないかと心配である。シマアオジには出合えなかったが、それを補ってくれたのがオオジシギだ。何度も何度も ‘ズビャクズビャク’と鳴き‘ザザザ・・・’と大きな羽音を出しながら我々の頭上に急降下してきた。そのたびに‘おおお・!’と歓声が上がった。台風の影響で天売島に渡れるのかどうか心配であったが、無事に渡れ、翌日には羽幌へ戻ることができ安心した。次の日には終日欠航だったので、1日違っていたら大変な目に合っていた。さて天売島でのメインは漁船からの海鳥観察。漁船は11人乗り。2班に分けての乗船。現地のガイドが案内するため、私は丘組を担当。そのため漁船からどのような鳥が、どのようなシーンで見られたのかわからなかったが、今年はフルマカモメが非常に多く、こんな数のフルマカモメを見たのは初めてだ!とガイドの方は行っていた。私は丘に残った皆さんとウミネコのコロニーを見たり、海上を飛ぶウトウやケイマフリを見ながら楽しんでいた。ウミネコは久しぶりに繁殖が成功。今までは烏やオオセグロカモメたちによって、ほぼ全滅状態。コロニーの場所を変え、ようやくたくさんのヒナが育ったようであった。ケイマフリは右から左へと、魚をくわえ飛んでいく個体が次から次と。順調にヒナが育っていることを教えてくれる。ケイマフリもウミガラス同様、数を減らした鳥である。ウミガラスは少なからずも徐々に数を増やしているようであるが、ケイマフリも頑張ってほしいものである。
 6月の北海道はさわやかな気候というのは、もう昔の話になってしまうのだろうか。このような気候でも、原生花園の花の時期は6月下旬から7月上旬。やはりこの時期に北海道へ渡らなければならないだろう。何とか昔のように、6月は梅雨のない北海道であってほしいものである。

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.曠謄訌阿亮農犬捻造鮹気好▲ゲラ
∈Gは何回も撮影チャンスが訪れたベニマシコ
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Aにやられなかったコバイケイソウの上でさえずるホオアカ
い気に入りのソングポストでさえずるコヨシキリ
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イい弔盡亀い淵離乾
Εッコウを追い払うノビタキ
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突然現れたシマリスに感激
頭上を鳴きながら飛ぶオオジシギ
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今年は繁殖大成功のウミネコ
魚をくわえ巣へ向かうケイマフリ

日記   2018/08/01(Wed) 10:00:08

第二十回 珍鳥ばかりのモンゴル (6月25日)
 台湾から戻ると、すぐにモンゴルへ出発。モンゴルには、日本では珍鳥と言われる野鳥が数多く生息しているため、その珍鳥を求めツアーの参加者が多く、今回も2本のツアーが催行された。もちろん私は、最初の班をモンゴルから送り出した後、モンゴルに居残り次の班を迎える。私の滞在は11日間となる。ツアーが2本行われるのは喜ばしいことなのだが、当然自然相手なのだ、最初の班が見られた鳥が、次の班でも見られるとは限らず、逆もまた然りである。野鳥との出合いはタイミング、運が大事になり、その出会いを大切にしていきたい。
 さて、このツアーは南ゴビに生息する野鳥を楽しもうというのが目的だ。サバクヒタキの仲間、アネハヅル、サケイ、キガシラセキレイなど、南ゴビは珍鳥の宝庫だ。先ず訪れたのが空港近くにある人口の池である。南ゴビは砂漠地帯。見渡す限り茶色い世界が広がる。そのような土地にポツンとできた池は、野鳥にとってはまさにオアシス。池の周りは芝を引きつめたように青々とし、馬や羊たちが放牧され、その足元で小鳥たちが飛び回る。最初に目についたのは頭が黄色いキガシラセキレイ。日本では、渡りの時期に南西諸島や日本海に浮かぶ島々でしか、それも稀に見られるだけである。コヒバリ、ハマヒバリ、カンムリヒバリとヒバリ科の種類も多い。池ではアカツクシガモが泳ぎ、岸部では繁殖羽のアジサシが羽を休めている。種類数こそ多くはないが、私たちにはどの鳥も珍しく‘見たぁ!’という思いが強く残る。
 次に訪れたのは標高2000mほどの谷。岩山がそびえたち、その山々の間にいくつもの谷ができ、その谷を3か所ほど回り野鳥を探すのである。谷は水が豊富で、小さな小川が形成され緑も豊富だ。その谷での狙いはサバクヒタキの仲間。中でもセグロサバクヒタキは、今回のツアーではこの谷でしか見ることができず私も必死になる。運よく2班とも見ることができたが、最初の班の時は、餌を取りに目の前に現れてくれた。次の班では見つけたが、直ぐに飛び去ってしまいあっという間の出合いで終わってしまった。しかし、そこはうまくできている。その代わりに、最初の班では出合わなかったイワバホオジロ(こちらも日本ではかなりの珍鳥だ)が見られ大いに盛り上がった。谷ではサバクヒタキの仲間を見ることも大事なのだが、谷の特徴は何と言っても猛禽類が豊富なところ。ハゲワシの仲間、イヌワシ、オオノスリ、ワキスジハヤブサ。最も盛り上がるのはヒゲワシが出現した時だろう。翼が細長く、尾羽がくさび形。独特な形をしてるので誰もがそれとわかる。一度、オオノスリと一緒に飛んでいたが、ヒゲワシの大きさに驚かされた。なぜこれほど猛禽類が多いのか。それは水があり、台地の緑が豊富だからである。放牧も盛んで、崖から落ちて命を落とす家畜もいるだろう。そのような家畜はハゲワシやヒゲワシの格好の餌となる。また台地にはナキウサギやネズミの仲間が多く、それらをイヌワシやオオノスリたちが食料としている。崖を見ると点々と猛禽類の古巣や使用中の巣がが見つかる。
 南ゴビでは、ゲルと呼ばれるモンゴルの伝統的な居住施設に泊まる。周辺はもちろん砂漠地帯であるが、4駆の自動車を走らせ、砂漠地帯を目を凝らしながら鳥を探す。私たちが見つけるより早く、ドライバーが‘あれは何だ!’と言わんばかりに指を差す。双眼鏡で見るとアネハヅルだったり、サケイだったり、時にオオチドリだったりする。何であれが見えるんだ!ただただ現地の方の目の良さに驚くばかりである。その目の良さのお蔭で、第2班では仔馬をむさぼるハゲワシの群れに出合うことができた。食事中の猛禽類は逃げない性質がある。かなり近くまで寄れ、貴重なシーンを目の当たりにすることができた。
 3日間の南ゴビの探鳥を終え、再びウランバートルに戻った我々は、テレルジという奇岩・岩山が立ち並ぶ風光明媚な探鳥地へ向かった。南ゴビから一転、ここは大きな川があり、カラマツを中心として林が形成されている。この地でも日本では珍鳥の鳥を見ることになる。最初の班ではシラガホオジロの親子が見られ、2班目ではアカマシコを見ることができた。またコアカゲラの巣が見つかり、せっせと餌を運ぶ姿をじっくり見、群れ飛ぶコクマルガラスにも驚いた。
 4日間の探鳥で約80種類。決して多いとは言えないが充実した探鳥ができた。鳥との出合いは運とタイミング。さて来年はどんな野鳥、どんなシーンに出会えることだろう。

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.Ε薀鵐弌璽肇襪粒甲罎任盡られるキガシラセキレイ
馬の脚元で餌を探すアカツクシガモ
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K菁苦労するセグロサバクヒタキ
ぅ劵殴錺靴糧行は迫力満点
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ッではナキウサギがたくさん見られる
宿泊地のゲルから見た朝日
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Э緡りの水を求め群れでやって来たサケイ
┿毒呂鬚爐気椶襯魯殴錺轡侶欧
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常連のシラガホオジロだが、2班目では出合うことができず
ヤクの後を追いながら餌を探すコクマルガラスの群れ

日記   2018/07/23(Mon) 10:53:14

第十九回 台湾の森 (6月13日)
 中国四川省の後、国内のツアーが2本あり、その後台湾、モンゴルと海外ツアーが続く。6月8日から4泊5日で台湾へ行ってきた。この時期の台湾での狙いはヤイロチョウである。台湾には日本以上にヤイロチョウが渡来するが、見るのが困難なのは日本と変わらない。しかし台湾でのヤイロチョウの研究は、日本より進んでいるようで、研究者の一人が、毎年現地ガイドとして案内してくれる。今年も巣が見つかっており案内されたが、観察する場所が狭く、4人ずつ交代で見ることになった。育雛の邪魔にならないよう時間はかけられない。一度見たら交代するという方式をとらざるを得ず、充分な観察という訳にはいかなかったが、それでも皆が見ることができホッとした。それにしても毎年毎年、よく巣が見つかるものである。ほとほと感心するし、ありがたい気持ちで一杯だ。
 参加者の方は、やはりヤイロチョウが目当てのようだが、台湾には興味深い野鳥がたくさん生息している。日本の与那国島から100卍しか離れていないにもかかわらず、山野の鳥のほとんどの種類が日本のとは異なり、台湾固有種がなんと27種類もいるから驚きである。今回も、そのうち15種類の固有種に出合ってきた。中でも久しぶりの出合いとなったミカドキジはペアーで現れ、我々のことを気にせず間近で餌をついばんでいたのは嬉しかった。嬉しかったと言えば、毎回遠目でしか見られなかったシロクロヒタキが近くでばっちり。近くで見られる、撮影できるとなれば人が集まるのは台湾も同じ。我々が到着する前に数人のバーダーが道路に並び撮影していた。
 台湾固有種は2000m前後の山中に多い。我々も、2200mの山小屋風の宿に泊まり固有種を狙うが、ここでは、鳥ではないがナイトウォッチングの楽しみが控えている。ムササビ観察である。台湾のムササビは顔が白くとてもかわいらしい。その名もカオジロムササビ。鳴き声も日本のムササビのような濁った声でなく、ピーと笛を吹いたように鳴く。日が沈み、森が暗くなるとあちらこちらから鳴き声が聞こえてくる。その声を頼りにムササビを探す。懐中電灯が当たると目がきらりと光り存在が分かる。昼は野鳥、夜はムササビ。山中の一日は長いのである。
 さて、この時期の楽しみがもう一つ。レンカクである。台南にほど近い場所にレンカクの保護区があり、毎回、その保護区を訪れている。レンカクはタマシギと同じ習性を持ち、雄が抱卵、育雛を行う。この時期はちょうど、雄親がヒナを連れた姿が見られ、今回も2組の親子が見られた。ヒナは親から離れ勝手気ままに巣連の葉の上を歩いている。日本では直ぐにカラスやトビにやられてしまうだろう。しかし台湾にはカラスとトビは少なく、この保護区には全くいない。親も安心して子育てができるという訳である。
 レンカクも十分見た。それではバスに戻りツアーも終了と思っていたら、保護区の出口付近で巣作り中のクロエリヒタキを発見。見ていると大きなヒナを連れた雄のクロエリヒタキ。ヒナに餌を上げたかと思えば、巣材をくわえ巣作り。面白い行動である。しかし駅へ向かわなければならない時間が迫っている。あと5分、あと3分。そしていよいよタイムリミット。後ろ髪が引かれる思いでバスへと向かった。
 台湾は野鳥が多く、今回も十分楽しませてもらった。

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.潺潺困鬚わえてきたヤイロチョウ
餌をついばむミカドキジのペアー
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こちらも人気が高い台湾固有種のヤマムスメ
し摸を好むシロクロヒタキ
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デ鬚ご蕕愛らしいカオジロムササビ
Ε好ぅ譽鵑硫屬よく似合うレンカク
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Ъ由気ままに!レンカクのヒナ
┷埜紊泙燃擇靴泙擦討れたクロエリヒタキ

日記   2018/07/02(Mon) 09:31:23

第十八回 中国四川省 (5月28日)
 パンダの故郷、中国四川省。昨年に引き続き2度目の訪問である。7日間の探鳥で、昨年と同様130種類近くの野鳥と出合ってきた。そのうち35種類が昨年出合えなかった野鳥、言い換えれば、昨年であった35種類の野鳥に出合えなかったわけで、野鳥との出合いは本つにタイミングであり、一期一会なのである。
 今回のツアーの特徴はキジの仲間によく出合えたことだ。キジシャコ、ベニキジ、ユキシャコ、チベットセッケイ。中でも興奮したのはアオミミキジとの出合い。昨年、ツアーが始まるときから、この鳥を見てみたい!と思っていたので、その思いが通じた喜びは大きかった。ポイントに着いた時は土砂降りの雨。朝弁当をバスの中で食べながら、雨が止むのを待っていた。少し小降りになったので外に出てみると、崖の下に大きな物体を発見。望遠鏡をのぞくとアオミミキジの姿が。急いで皆に声をかけ、興奮しながら観察。男爵を思わせる白いひげ状の羽毛と悠々と歩く姿に風格を感じた。気が付けば雨は止んでおり、崖の上にいたのが幸いしたのか、警戒するそぶりもなく長い時間観察することができた。このツアーでは、もう一つミミキジの仲間、シロミミキジにも出合える可能性があったが、今年は濃霧で探すことができなかった。シロミミキジとの出合いは来年の楽しみに取っておこう。
 さて、四川省というと九寨溝と黄龍という景色が美しい世界遺産が有名だが、昨年の大地震で大きな被害が出た。しかし、そこは共産圏の国。急ピッチで復興に取り掛かり、充分とはいかないまでも、何とか観光客を呼べるまで回復した。九寨溝では乗合のマイクロバスを何台も出し、時間を決めながらポイント、ポイントでの観光。黄龍は、九寨溝ほどの被害は出ていなかったものの、奥の遊歩道が崩れていた。それでも野鳥は十分楽しむことができ、マイクロバスは名所名所で止まるものの、私たちは名所には目もくれず、もっぱら鳥探し。決められた時間の中でも、しっかり野鳥は現れるもので、少々の不便もそれほど痛手には感じなかった。
 四川省での探鳥は、標高3000mmから4000mm以上の高地が中心だ。野鳥が現れても急ぎ足で追いかけることができず、とにかく1歩足を出すごとにハーハーと息が切れる。ところが、その高所のつらさも日が経つにつれ慣れていくもので、最終日には皆、力強く1歩を生み出していた。四川省の鳥は、日本ではなじみの薄い鳥が多い。しかしどの鳥も興味深く、見れば見るほど楽しくなってくる。つらさを上げればムシクイ類が多いこと。日本と同様、さえずってくれれば種類が分かるのだが、いつもさえずっているわけではない。現地のガイドも首を傾けながら、あれじゃないかな!などと言う。しかし声が聞かれた時には、ガイドのスマホには野鳥の鳴き声が収録されており、その声を聞きながら‘あっ、それそれ’などと皆で検索するのは楽しい一時であった。
 日本に戻り、いつもの標高での暮らしが始まっている。来年、三度訪れた時には、またハーハーから始めなければならない。しかしそのつらさも、四川省の野鳥が和らげてくれることだろう。来年の一期一会も大いに楽しみたいものである。

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,笋辰判于颪┐織▲ミミキジに興奮
∈鯒逃したムラサキツグミにも、幸運が続いた
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ムネアカマシコ。せっかくの赤い鳥との出会いだったのに、霧が邪魔をする
ざ縵郵造能亶腓辰織バラガラ
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ズ鯒出合えなかった鳥の一つギンガオエナガ
Εグロヅル、今年はペアーの鳴き合いを見せてくれた。
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Ш任發錣りやすいムシクイの仲間、キバラムシクイ
┷Gは何回も出合うことができたノドジロジョウビタキ
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四川省の山はケシが有名。青いケシは7月が良いそうだ

日記   2018/06/15(Fri) 10:18:16

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