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第十九回 台湾の森 (6月13日)
 中国四川省の後、国内のツアーが2本あり、その後台湾、モンゴルと海外ツアーが続く。6月8日から4泊5日で台湾へ行ってきた。この時期の台湾での狙いはヤイロチョウである。台湾には日本以上にヤイロチョウが渡来するが、見るのが困難なのは日本と変わらない。しかし台湾でのヤイロチョウの研究は、日本より進んでいるようで、研究者の一人が、毎年現地ガイドとして案内してくれる。今年も巣が見つかっており案内されたが、観察する場所が狭く、4人ずつ交代で見ることになった。育雛の邪魔にならないよう時間はかけられない。一度見たら交代するという方式をとらざるを得ず、充分な観察という訳にはいかなかったが、それでも皆が見ることができホッとした。それにしても毎年毎年、よく巣が見つかるものである。ほとほと感心するし、ありがたい気持ちで一杯だ。
 参加者の方は、やはりヤイロチョウが目当てのようだが、台湾には興味深い野鳥がたくさん生息している。日本の与那国島から100卍しか離れていないにもかかわらず、山野の鳥のほとんどの種類が日本のとは異なり、台湾固有種がなんと27種類もいるから驚きである。今回も、そのうち15種類の固有種に出合ってきた。中でも久しぶりの出合いとなったミカドキジはペアーで現れ、我々のことを気にせず間近で餌をついばんでいたのは嬉しかった。嬉しかったと言えば、毎回遠目でしか見られなかったシロクロヒタキが近くでばっちり。近くで見られる、撮影できるとなれば人が集まるのは台湾も同じ。我々が到着する前に数人のバーダーが道路に並び撮影していた。
 台湾固有種は2000m前後の山中に多い。我々も、2200mの山小屋風の宿に泊まり固有種を狙うが、ここでは、鳥ではないがナイトウォッチングの楽しみが控えている。ムササビ観察である。台湾のムササビは顔が白くとてもかわいらしい。その名もカオジロムササビ。鳴き声も日本のムササビのような濁った声でなく、ピーと笛を吹いたように鳴く。日が沈み、森が暗くなるとあちらこちらから鳴き声が聞こえてくる。その声を頼りにムササビを探す。懐中電灯が当たると目がきらりと光り存在が分かる。昼は野鳥、夜はムササビ。山中の一日は長いのである。
 さて、この時期の楽しみがもう一つ。レンカクである。台南にほど近い場所にレンカクの保護区があり、毎回、その保護区を訪れている。レンカクはタマシギと同じ習性を持ち、雄が抱卵、育雛を行う。この時期はちょうど、雄親がヒナを連れた姿が見られ、今回も2組の親子が見られた。ヒナは親から離れ勝手気ままに巣連の葉の上を歩いている。日本では直ぐにカラスやトビにやられてしまうだろう。しかし台湾にはカラスとトビは少なく、この保護区には全くいない。親も安心して子育てができるという訳である。
 レンカクも十分見た。それではバスに戻りツアーも終了と思っていたら、保護区の出口付近で巣作り中のクロエリヒタキを発見。見ていると大きなヒナを連れた雄のクロエリヒタキ。ヒナに餌を上げたかと思えば、巣材をくわえ巣作り。面白い行動である。しかし駅へ向かわなければならない時間が迫っている。あと5分、あと3分。そしていよいよタイムリミット。後ろ髪が引かれる思いでバスへと向かった。
 台湾は野鳥が多く、今回も十分楽しませてもらった。

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.潺潺困鬚わえてきたヤイロチョウ
餌をついばむミカドキジのペアー
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こちらも人気が高い台湾固有種のヤマムスメ
し摸を好むシロクロヒタキ
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デ鬚ご蕕愛らしいカオジロムササビ
Ε好ぅ譽鵑硫屬よく似合うレンカク
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Ъ由気ままに!レンカクのヒナ
┷埜紊泙燃擇靴泙擦討れたクロエリヒタキ

日記   2018/07/02(Mon) 09:31:23


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