image  
image
<<  2018年08月  >>
---1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031-
管理画面はこちら
第二十一回 梅雨の北海道へ (7月5日)
 海外ツアーが一通り終わり、次は国内・北海道と宮古島のツアーだ。北海道ではオホーツク海沿岸に点在する原生花園を巡り、花がらみの写真を撮ろうというツアーと恒例のサロベツ・天売・大雪山を巡るツアーの2本立てである。6月は、本州が梅雨真っ盛り。そんなどんよりした天気から離れ、梅雨のない北海道で鳥を見ようというのが本来の目的であったが、もう何年前からだろうか!6月の北海道は天気が悪く、まさに梅雨に入ったような天気が続く。昨年も5日間の日程で、3日も雨に降られた。今回は、撮影を目的としたツアーでは、曇りベースで雨は降ったが、それほど影響するような雨ではなく、順調に撮影をこなしてきた。しかし、次の天売島などを巡るツアーでは雨降りが中心。更に最終日には台風7号が接近するという最悪の天候になってしまった。強風のため旭岳のロープーウェイには乗ることができなかったが、それでも天売島には渡ることができ、最低限のバードウォッチングはできたのではないだろうか。
 さてオホーツクの原生花園では、6月に霜が降りるような寒い日が続いたようで、花が枯れ、いつもの賑わいはなかった。この時期いつもなら、ノビタキのヒナが飛び交っているところなのだが、そのヒナをほとんど見ることがなかった。それでもサロベツではホオアカ、ベニヤではベニマシコ。今年はベニマシコが多く、どの原生花園でもベニマシコに遭遇、撮影することができた。シブノツナイではコヨシキリやノゴマ、ワッカではマキノセンニュウやシマセンニュウも撮影できたが、今年はカッコウが目の前を頻繁に飛び、時には近くの木に止まってもくれた。原生花園での撮影は、花の状況や鳥たちのソングポストがどこになるのかで、撮影状況が大きく変わる。同じ時期に訪れても、毎回条件が変わる。だからこそ、毎年のように訪れたくなるのだろう。
 天売島などを巡るツアーでは、最初に訪れたのがサロベツ原野。狙いはシマアオジであったが、撮影の旅では1羽を確認していたのだが、鳴き声すらなく、残念ながら出合うことができなかった。シマアオジは年々条件が悪くなり、本当に日本から姿を消してしまうのではないかと心配である。シマアオジには出合えなかったが、それを補ってくれたのがオオジシギだ。何度も何度も ‘ズビャクズビャク’と鳴き‘ザザザ・・・’と大きな羽音を出しながら我々の頭上に急降下してきた。そのたびに‘おおお・!’と歓声が上がった。台風の影響で天売島に渡れるのかどうか心配であったが、無事に渡れ、翌日には羽幌へ戻ることができ安心した。次の日には終日欠航だったので、1日違っていたら大変な目に合っていた。さて天売島でのメインは漁船からの海鳥観察。漁船は11人乗り。2班に分けての乗船。現地のガイドが案内するため、私は丘組を担当。そのため漁船からどのような鳥が、どのようなシーンで見られたのかわからなかったが、今年はフルマカモメが非常に多く、こんな数のフルマカモメを見たのは初めてだ!とガイドの方は行っていた。私は丘に残った皆さんとウミネコのコロニーを見たり、海上を飛ぶウトウやケイマフリを見ながら楽しんでいた。ウミネコは久しぶりに繁殖が成功。今までは烏やオオセグロカモメたちによって、ほぼ全滅状態。コロニーの場所を変え、ようやくたくさんのヒナが育ったようであった。ケイマフリは右から左へと、魚をくわえ飛んでいく個体が次から次と。順調にヒナが育っていることを教えてくれる。ケイマフリもウミガラス同様、数を減らした鳥である。ウミガラスは少なからずも徐々に数を増やしているようであるが、ケイマフリも頑張ってほしいものである。
 6月の北海道はさわやかな気候というのは、もう昔の話になってしまうのだろうか。このような気候でも、原生花園の花の時期は6月下旬から7月上旬。やはりこの時期に北海道へ渡らなければならないだろう。何とか昔のように、6月は梅雨のない北海道であってほしいものである。

クリックにて拡大 クリックにて拡大
.曠謄訌阿亮農犬捻造鮹気好▲ゲラ
∈Gは何回も撮影チャンスが訪れたベニマシコ
クリックにて拡大 クリックにて拡大
Aにやられなかったコバイケイソウの上でさえずるホオアカ
い気に入りのソングポストでさえずるコヨシキリ
クリックにて拡大 クリックにて拡大
イい弔盡亀い淵離乾
Εッコウを追い払うノビタキ
クリックにて拡大 クリックにて拡大
突然現れたシマリスに感激
頭上を鳴きながら飛ぶオオジシギ
クリックにて拡大 クリックにて拡大
今年は繁殖大成功のウミネコ
魚をくわえ巣へ向かうケイマフリ

日記   2018/08/01(Wed) 10:00:08


バードウォッチングならワイバード