image  
TOP  
image
<<  2019年05月  >>
---1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031-
管理画面はこちら
第三十一回 鳥がいない! (2月6日)
 平成30年12月の国内ツアーは、新企画の栃木県の探鳥地を巡るツアー、そして恒例のチャーター船による海鳥観察ツアーを行う。しかし、この冬は本当に鳥が少ない。北海道でも鳥が少ないのだからどうしてしまったのだろう!と、そんな気分にさせられた。
 先ずは新企画の栃木県ツアー。最初に訪れたのは奥日光。冬の奥日光と言えばアオシギである。ツアーを行う10日前くらいに下見をした。小鳥はいなかったものの、アオシギはバッチリ見られ‘よし本番!’と、意気揚々とツアーに臨んだ。しかし、どこを探してもアオシギがおらず、カワガラスばかり。結局、お客さんをたくさん歩かせる羽目になってしまっい申し訳なかった。下見の時に見られると、何故本番では見られないのだろう?そんなことが続いている。もう下見はやめておこう、そんな思いになる。
 初日は塩原温泉に止まり、朝食時。ガラス窓からアトリの数十の群れ、数百の群れが、いくつも下流側から山の方へと飛んでいく。全部で数千羽は飛んで行っただろうか。アトリだけはたくさんいるようだが、これも山が中心で、里の公園ではあまり見られていない。塩原を後にし、井頭公園へと向かう。池ではオナガガモ、ヒドリガモ、コガモなど。最近のこの池はヨシガモが目立つようになってきた。以前はミコアイサがたくさんいたが、最近はあまり入らないようである。周辺の雑木林も小鳥が少ない。アオジ、ツグミすらいない様子だ。最後に渡良瀬遊水池を巡り、チュウヒの塒入りを観察し東京へと戻った。
 栃木県ツアーの前に、北海道でチャーター船による海鳥観察ツアーがあった。中標津空港から入り、先ずは羅臼でのシマフクロウ観察であったが、その道すがらナナカマドの並木を巡ってみたが、赤い実はたわわに残り、小鳥が食べに来ている気配はなかった。北海道も小鳥が少ない。気持ちを入れ替え、さあ!シマフクロウだ。しかし待てど暮らせどシマフクロウは現れず、結局あきらめホテルへ帰ったのですが、ホテルへ向かう途中、羅臼川の欄干に止まるシマフクロウを発見。こんなことがあるとは!自然観察は何が起こるか分かりません。
 翌朝、羅臼沖で海鳥観察。しかし海鳥がほとんどいない。見られたのはウトウが少々、そして潮を吹くミンククジラ。そして港を出入りするシノリガモくらいだった。その後、他を回ってもほとんど小鳥は見られず、肩を落としていたところ、もう一つのチャーター船、落石クルーズで何とか体裁を整えた格好になった。今回はウミガラスがいつもより多く見られ、ウミスズメ・ケイマフリ、ウミバト、少なかったもののしっかり見ることができた。出航してすぐ、海に小さな鳥が浮かんでいた。大きさからとっさに‘ウミスズメの群れがいるよ!’と叫んでしまった。実はハジロカイツブリの群れであり、先入観とは恐ろしい。そして、最大の見せ場は港に到着してから現れた。大型の海鳥がぷかぷか浮かんでいる。今度はしっかり確認し‘オオハムがいますよ!’私たちのことをあまり気にしていなかったようで、目の前で潜ったり、浮かんできた利を繰り返していた。
 しかし、この冬は本当に鳥が少ない。年が変わっても冬鳥ツアーはまだまだ続く。気を重くしながら正月を迎えるようだな、そんなことを思いながら暮れを過ごしていた。

クリックにて拡大 クリックにて拡大
.▲シギ、下見の時はしっかり見られたのに・・・
▲ワガラスは既にさえずっており、一足早く繁殖へ向かっているようだ
クリックにて拡大 クリックにて拡大
E藁廟イ離船絅Ε劼老鮑漾この冬も20羽ほどのチュウヒが塒へと帰ってきた
ぅ曠謄襪惶△訶喘罎鉾見したシマフクロウ。
クリックにて拡大 クリックにて拡大
ド畸覆魯轡離螢モは流してしまうのだが、この冬は海鳥が少なく、シノリガモをしっかり観察
μ酩嬌湘膕の海にはアビが少々
クリックにて拡大 クリックにて拡大
ДΕ潺好坤瓩抜岼磴┐討靴泙辰織魯献蹈イツブリの群れ
落石沖では、例年よりウミガラスが多く見られた
クリックにて拡大
最後を飾ってくれたオオハム。これで皆さんの気持ちも落ち着いたようであった
日記 | No.487 中野泰敬 2019/02/08(Fri) 10:13:11


Next > 第三十二回 台湾・金門島 (2月7日)
Back < 第三十回 インドの野鳥 (2月5日)

バードウォッチングならワイバード