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第三十三回 新年最初のツアー (2月7日)
 平成の元号が最後になる年、平成31年、最初のツアーは北海道である。撮影を目的としシマエナガとシマフクロウを撮影しようとするツアーだ。中標津で降りるも相変わらずナナカマドの赤い実はたくさん残っている。今シーズンは鳥に食べられず、ただ落ちておしまいになるのだろうか。
 さて、先ずはシマフクロウの撮影になる。代が変わり、出方が不安定で、ここ数年は布団で寝たことがない。今回も明け方中心に出現し、3時台に頻繁に現れる。早めに寝て、夜中に起きるという手もあったが、その間何が起きるかわからない。案の定、2羽で現れ仲良く枝に止まる。求愛給餌を行う。生簀に2羽で降りてくる。早めに寝ていた見られなかったシーンである。昨年はヒナが孵ったものの、途中で死んでしまったようである。今年こそは繁殖を成功させ、早めに撮影を終わらせていただきたいものである。早朝は、宿の前を流れる川に棲むカワガラスの撮影。雪が降り、時折突風のような風が吹く。その風に吹き飛ばされたのか、石の上にいたカワガラスが石から滑り落ち川に落ちた。思わずプッと吹き出してしまった。カワガラスはすぐに陸に上がり、雪の壁で風をよけ、風が止むまでじっとしていた。
 さて、第一の目的のシマエナガは弟子屈にある‘鱒や’という宿に泊まっての撮影だ。鱒やのご主人は25年前に北海道に移り住み、20年前から餌台を設置して小鳥たちを呼んでいたようだ。その時からシマエナガは来ていたようである。今年は暖冬で雪も少ない。この気象は昨年と同じで、昨年はシマエナガの来方が悪く、午前中に数回、もしくは午後に数回といった具合だった。ところが今年は一日を通して頻繁にやって来る。何がそうしてしまうのか?冬の気象は関係ないようだ。今年も愛らしい姿をたくさん見せてくれた。シマエナガ、本当にかわいい鳥である。
 餌台に来る鳥はシマエナガだけではない。ハシブトガラ、シジュカラ、ゴジュウカラ、アカゲラなどなど。アカゲラは3羽も4羽もやって来る。出くわすと、直ぐに追いかけっこが始まる。餌がいっぱいあるのだから仲良く食べればよいのに!と思うのだが、これが生存競争の厳しさなのだろう。撮影していると、どこからかコツコツと木をたたく音が聞こえた。またアカゲラだろうと思いつつ、音のなる方に目をやると、なんとオオアカゲラだった。鱒やのご主人が、一度餌を食べれば毎日来るのにな!とつぶやいていたが、我々も食べに来い!と願っていたが、結局、どこかへ飛び去ってしまった。昨年見られなかった鳥がやって来た。餌台にやって来たというよりも餌台近くに訪れたと言った方が正解だろう。それはキバシリで、地面を歩くキバシリを初めて見た。
 移動中の海ではシノリガモ、ウミアイサ、ヒメウなどを目にしてきたが、年が変わってもやはり海の鳥も少ない。網走の涛沸湖では、斜里岳を背景に氷の上で佇むハクチョウたちの光景が美しかったが、やはり少ないようであった。2月14日からは、恒例の冬の道東ツアーが始まる。少ない鳥も心配だが、流氷は大丈夫だろうか。心配は尽きない。

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…垢せ間、2羽仲良く枝の上で佇むシマフクロウ
風に飛ばされまいと、雪の壁で風をよけるカワガラス
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昨年より頻繁に、また数も多くやって来たシマエナガ
せ1討靴寝菫を見ると、やはりにやけてしまう可愛らしさだ
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セ泙ら飛び移るとき、尾羽を開いていた。一瞬の出来事で撮影しなければわからなかった
出くわすと直ぐに喧嘩が始まるアカゲラ
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Дオアカゲラは朽木をたたき、自然志向
地上に降りているキバシリを初めて見た
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野付半島沖にカワアイサの大群を発見したが、その他のカモは・・・
美しい風景が広がっていた涛沸湖。
日記 | No.490 中野泰敬 2019/02/22(Fri) 09:50:14


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