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第二十二回 台風再び (7月14日)
 北海道のツアーが終わり、次に向かったのは沖縄県だ。沖縄本島ではアジサシ類の繁殖する島に渡り、宮古島ではアカショウビンやサンコウチョウなどを撮影しようとするツアーである。このツアーも好評を頂き2本催行されることになった。しかし北海道で台風に合った直後というのに、沖縄に行く前から台風8号が発生しツアー自体が危ぶまれたが、日程通りツアーを行うことができたのは幸運だった。だが、1本目はさすがに台風の影響をもろに受けてしまい、本島ではアジサシ類の繁殖する島に渡ることができず、宮古島では台風直撃。宮古島が台風の目に入るという経験をしたが、ほぼ丸々一日ホテルに缶詰めにされ貴重な一日を奪われてしまった。
 だが女神は私たちを見放さなかった。島に渡れず急きょ寄った公園ではアオバズクが迎え、アカショウビンの鳴き声、飛翔姿を確認。更にもう一か所寄った公園ではツミの親子にも巡り合え、抱卵中のズアカアオバトまで見ることができた。翌日には行程通りの瀬長島へ向かいクロサギを追いかけ、目の前ではコバルトブルーの海へダイビングするコアジサシを何度も見られた。捨てる神あれば拾う神もいるものである。宮古島に渡り、台風が直撃する前にやれるだけのことをやろうとエリグロアジサシのコロニーを訪ね、アカショウビンを狙い、夕方にはリュウキュウコノハズクを狙った。残念ながら、アカショウビンは現れたが撮影条件が良くなかった。翌早朝はミフウズラを狙う。今年はミフウズラの出現がよく、逃げ足は速かったが何とか物にすることができ、その後は台風が通り過ぎるのをひたすら待った。
 いよいよ1本目の最終日。昨日の台風でミフウズラ以外は何にもできなかった。アカショウビンもまだ撮影できていない。アカショウビンが狙えるところは!と車を走らせると、普段ほとんど水が流れていないところが川のようになっており、ここは!と思い少し待っているとアカショウビンが現れた。幸い、昨日の台風で林の小枝が折れ林が明るくなっていた。更に幸いしたのが巣立ったヒナの姿を見つけ、その他にも声がする。セミやカエルをとらえては枝に止まり、そしてヒナのもとへ。時間の許す限り、アカショウビンに没頭した。しかし、これがガイドの性か、もう一つ何かないかな!と、空港に向かう途中だったので、以前アオバズクを見た場所に立ち寄ってみた。すると3羽のヒナを連れたアオバズクの親子が松の枝に。1羽は少し離れていたが、一枝に4羽が並んでいるシーンに遭遇でき、おまけが増えた。台風の影響を受けたが、1本目はアオバズクに始まり、アオバズクに終わった。そのようなツアーであった。
 次の班は、それこそ台風一過。連日天気も良く、たっぷり時間をかけ撮影に臨むことができた。アカショウビンはもちろん、サンコウチョウも撮影でき、本当のアジサシ類の繁殖する島にも渡ることができた。昨年はエグロアジサシがそこそこに、ベニアジサシは1つがい、マミジロアジサシが2つがいの寂しい数であったが、今年はベニアジサシが何十羽と数が多く、まさにコロニーと呼ぶにふさわしい数だった。マミジロアジサシも昨年とは比べ物にならない数。昨年は不作だったが、今年は豊作。アジサシ類の適期も難しいものである。それにしても1本目の方たちが渡れなかったことは、この風景を見て本当に残念に思うのであった。
 来年も7月にツアーが行われる。どうか、どうか台風に出合うことがないように!今から祈るばかりである。

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ゝ泙ょ訪れた公園でアオバズクの出迎えを受ける
▲張澆離劵福伸びをしたり枝をつついたり、やんちゃの盛りである。
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瀬長島名物クロサギの舞い
ぅ灰▲献汽靴鰐椶冒阿妊瀬ぅ咼鵐
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1本目、最終日にようやくアカショウビンをゲット
1本目も2本目も、今年はミフウズラの出現が良かった
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Д▲バズクの親子のおまけつき
┻楔電腓離螢絅Εュウコノハズクはお馴染みさん
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時間に余裕があればサンコウチョウに出合えるチャンスが広がる
今年はベニアジサシが本当に多かった


日記 | No.478 中野泰敬 2018/08/06(Mon) 11:41:10


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