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第二十四回 昆虫を求めて (8月20日)
 8月、繁殖が終わり野鳥の姿が見づらくなる。時折ウグイスのさえずりが聞かれ、少数のツバメが飛び交うのが見られる程度だ。干潟にでも行けば渡りが始まったシギやチドリの姿が見られるかもしれないが、こう暑いと外へ出かける気力も薄れてしまう。やはり8月は、家の周辺を散歩しながら昆虫を求めるのがよさそうだ。
 昆虫を集めるヤブガラシがあちらこちらで花を咲かせている。この暑さで例年より昆虫が少ないようだが、暑さに関係なくイチモンジセセリやコアオハナムグリの姿は目立つ。多く感じたのはサビキコリだ。名の通り、体表が錆びついたような感じを受けるコメツキムシの仲間だ。一度に3匹も4匹も見かけることもあった。お盆の終盤から一気に秋めき、さわやかな天気が続く。昆虫の姿も一気に増え、ハチの仲間、アブの仲間、数種類のチョウの姿も見られるようになってきた。イチモンジセセリは追いかけっこをし、マメコガネは交尾中。スズメバチの仲間は他の昆虫を捕獲しようとしているのか飛び回り、昆虫が集まる場所には決まってクモが存在するものだ。こうなると写真を撮るのも忙しくなるが、昆虫の専門家ではないので撮影した後、名前を調べるのが一苦労する。苦労しても名前のわからないものがあり、名無しの権兵衛の写真が増えてくる。しかし、図鑑やネットで名前を調べていると、こんな昆虫がいるのか!と驚いたり、感激したりするのもまた楽しいのである。
 一通りヤブガラシの周辺を見て回り、その他、どこかに昆虫はいないかとうろうろする。我が家の周辺は家庭菜園用の畑が広がっているため、それほど苦労なく昆虫が見つかる。カボチャの葉の上ではオレンジ色をした小さなハムシ、ウリハムシがうごめく。正面から見ると何ともかわいらしい。クワの葉の上にいるハエトリグモの仲間、ネコハエトリを見つけた。ハエトリグモの仲間も正面顔が可愛い。地上にはバッタの仲間がいるが、近づいた時に飛んで逃げる姿で初めて気が付くのである。この時期はクルマバッタモドキが多く、茶色い個体は本当に土色で見つけづらい。このバッタも正面から撮影。かわいいとは言えないが、私と同じ年代であれば仮面ライダーを思い出すだろう。
 昆虫探しで散歩するとき、しばしば息子を連れだす。目線が違うため、私には見つからない昆虫を見つけ出してくれるからだ。昨日もイラクサが繁茂する場所を歩いていると、白黒のゾウムシを見つけてくれた。実はこのイラクサは、フクラスズメというガの幼虫の食草で、人間が近づくと頭を振って威嚇するのである。色はオレンジと黒で美しく、威嚇する行動が面白いので、息子も必ず行きたがる場所なのである。しかし息子も既に中学1年生。いつまで私について来てくれるのか、この夏が最後かもしれない。
 これからニラの白い花が、どんどん花を咲かせる。この白い花も昆虫をたくさん集めてくれる。昆虫もこれから増えてくる。昆虫を求める散歩も、益々楽しくなりそうだ。

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,海硫討和燭目につくサビキコリ
交尾中のマメコガネ
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N辰靴なったらハチが増えてきた、コアシナガバチ
ぅロバネツリアブ。アブの仲間もヤブガラシに集まって来る。
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ゥ淵コガネグモの幼体。秋の産卵時期まで、ここでたくさんの獲物を食べることだろう
正面顔が可愛いウリハムシ
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Щ笋梁膵イなクモの一つネコハエトリ
┣礁魅薀ぅ澄爾鮖廚そ个好ルマバッタモドキの正面顔
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息子が見つけてくれたオジロアシナガゾウムシ

日記 | No.480 中野泰敬 2018/08/22(Wed) 09:38:55


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