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第四十七回 夏の沖縄へ (7月12日)
 北海道から戻り、次は沖縄宮古島へ向かう。夏の沖縄は人気があり、毎年ツアーが2本催行される。しかしこの時期は台風シーズンでもあり、毎年のように台風に悩まされる。幸い今年は台風を回避できたが、代わって梅雨前線が南下してしまい雨風が強く、最初の班は初日、沖縄本島でのアジサシの繁殖する島へ渡ることができなかった。ぽっかり空いてしまった初日の時間。何処へ行こうか悩んだ末、田んぼが広がる金武町へ向かうこととした。稲穂が垂れた水田ではシマキンパラの群れが見られ、休耕田らしい場所ではセイタカシギとタカブシギ、コサギの姿が見られた。更に田んぼ道を走らせるとアカガシラサギの姿が目に入った。よく見ると頭部の赤さがアカガシラサギと違う。ジャワアカガシラサギだ!ここ数年、沖縄で見られているようだが大珍鳥だ。島へ渡れなかったことが、このようなおまけが付こうとは想像もできなかった。更に車を走らせていると雨が強くなってきた。そろそろ那覇に戻ろうとした時、休耕田の上を数羽のクロハラアジサシが舞っているのが目に入った。2班目は天気も回復し、無事島へ渡ることができ、南国のアジサシ類がコバルト色のサンゴの海を、また、ぬけるような青い空を舞う姿を堪能することができた。
 さて、このツアーの本来の目的は宮古島でアカショウビンやサンコウチョウ、キンバトなど夏に生きる宮古島の鳥たちを撮影することだ。撮影の中心は、通称大野山林と呼ばれる森である。森の中にはいくつか人工的に作られた池があり、その池にこれらの鳥たちが水浴びに来るのである。しかし、梅雨前線が南下し、数日雨が降り、森の中にはいくつもの水溜りができてしまっていた。わざわざ人間が待ち構えている池に行かなくても、どこでも水浴びができる、ということなのだろう、いくら待っても鳥が来てくれない。そこで森の中を歩いて探すことにした。先ずはリュウキュウコノハズク。南西諸島に棲む小型のフクロウで、もちろん夜行性。しかし宮古島のリュウキュウコノハズクは日中でもよく鳴き姿を見せてくれる。このツアーのアイドル的存在である。サンコウチョウは、あちこちから声が響く。数は多いようだが、なかなか姿を見せてくれない。ようやくやって来た、オスだ!と叫んだが、若い個体だったようで尾が短かった。立派な尾を持った個体もチラッ、チラッと目にしたんだが、撮影までは至らなかった。さてさてアカショウビンはというと、たまに鳴き声が聞かれたが、繁殖が早かったのか、いつもより声が少ない。見つけても直ぐに飛び去ってしまい撮影できない。時間だけが過ぎてゆき本日の撮影が終わってしまった。帰りの車の中で、ドライバーに今日の報告をしてみると、あっちの森はどうだろうか、と提案を受け、翌日その森へと行ってみた。その森は車道に囲まれた小さな森で、先ずは一周してもらうとアカショウビンの声が聞かれ、キンバトも鳴いていた。森のはずれには鳥の水場としてはちょうど良い水溜りがあり皆で車で待つことにした。早速キョロロロロロとアカショウビンの声。声がする方にゆっくり車を動かしてもらうと、枝に止まっているアカショウビンがいた。ようやく撮影にこぎつけた。再び水溜りへ移動し舞っているとキンバトが現れた。そしてしばらくすると、今度はアカショウビンが、いやアカショウビンのヒナが現れた。窮屈な車の中からの撮影になったが、皆がしっかり撮影することができ、ドライバーの一言に感謝感謝であった。早朝はいつも通り、サトウキビ畑を巡りミフウズラ探しをした。今年も何回も現れてくれたが、車を見ればさっさと走り逃げてしまい撮影、もちろん車内からの撮影であり苦労した。ミフウズラ探しの時に必ず目にするのがツバメチドリである。ツバメチドリはそれほど逃げようとはせず、ゆっくり撮影することができ、ミフウズラもこのくらいゆっくりしてくれればといつも思う。
 今年も最初の班は、ジャワアカガシラサギが見られたものの雨風の影響を受けてしまった。これで3年連続だ。来年こそは、台風などの影響がないよう願いたいものである。

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^陲鬚弔い个爛轡泪ンパラ
大きなおまけとなったジャワアカガシラサギ
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1の中を舞うクロハラアジサシ
こた紊魄むエリグロアジサシ
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ヅ腓量省ベニアジサシ
Φ楔電腓料當はミフウズラ探しへ
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Д▲ぅ疋訶存在のリュウキュウコノハズク
尾の短いサンコウチョウのオス
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やっと撮影ができたアカショウビン
水飲みにやって来たキンバト
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アカショウビンのヒナは水浴びに来たのか?

日記 | No.504 中野泰敬 2019/10/23(Wed) 11:42:51


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