しかし都会ではなかなか星を見ることができるチャンスが少ないのが現状です。東京や大阪など都市部では、ビルのライトや街灯の光、そして車のヘッドライトなど人工光の渦にかき消されてなんとか2等星が見える程度なので、天の川はおろか、明るい代表的な星座さえも認識できない状態が現実なのです。新宿では北斗七星が、なんと北斗六星になって見えます(真ん中の4等星が見えないからです。)
しかし、車で2〜3時間ほど人工光のない郊外へ出かけるだけで、驚くほどたくさんの輝く星々を見ることが出来ます。
まったく見えなかった天の川がミルクをこぼしたように、まさにミルキーウェイに見えるでしょう。人によっては、淡い大きな雲が夜空に横たわっていると思い、あの雲が早く流れてくれないかなと勘違いするほどです。またほんとうに星がたくさん見える暗い場所では、口をあけて夜空を見上げると、口の中にジャリジャリとまるで砂が入ってくるような錯覚を覚えるといいます。
このような非日常な空間を味わうことにより、大宇宙の存在が身近に見えてくるのではないでしょうか。